東京駅のリカーズハセガワで購入した3ファンキーズ。
馬小屋臭がする野生酵母の「ブレタノマイセス」を前面に押し出したので当然香りも味わいもそっち系です。
意欲作過ぎます。
ビアデータ
ビール名：OFF TRAIL #2 “3 FUNKEYS”
生産地:日本 山梨県
生産者：FAR YEAST
アルコール:9.5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:麦芽
ホップ:
タイプ:ベルジャンストロングエール
価格:500円
ブリュワリー
ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。
1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。
このビールは
「Off Trail 3 Funkeys」は、Far Yeast Brewing株式会社から発売される、イノベーティブなビール造りに挑戦する新ブランド『Off Trail （オフ トレイル）』の第二弾商品です。
同じビールを同じ種類の樽で熟成させながらも、3樽がそれぞれ
「チェリーパイのようなアロマ」、
「スモーキーな風味」、
「オーク樽由来のタンニンのニュアンス」
など個性豊かな仕上がりに。
バランスを取りながらブレンドしたベルジャンストロングエールです。
テイスティング
自然派赤ワインの香り。
味わいも自然派。
なぜ普通の赤ワイン風に仕上げなかったのか。
アタックしっかり。
これもうわかんねえな。
(原材料云々を別にして)ビールなのか自然派スパークリングワインなのか禅問答の世界。
ワインよりかは泡がシャープですが、目隠ししたまま自然派のスパークリングと言われて飲んだら騙されるかも。