アメリカのワイン業界で大成功した夫婦が設立したワイナリー。
あのゲーテのファウストから名前を取ったというちょっと中二病っぽい所が好き。
現在日本に入ってきていない激ウマワインのリヴァイアサンもここと同系列と聞いて納得の中二感。
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ワインデータ
ワイン名：Cabernet Sauvignon
生産地：USA > California > Napa
生産者：Faust
品種：Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル：Red Wine
ワイナリー
ワイン醸造家アグスティン・フネウスとその妻ヴァレリアによって設立されたワインセラーです。
アグスティン氏は、そのキャリアのすべてをワイン産業で過ごし、世界各地のワイン生産地とつながりがあります。
ナパ・ヴァレーでは、プレミアムワイナリー「クインテッサ」をオープンしたことで知られています。
長年にわたり、ファウストのワインはクインテッサで造られてきましたが、最新の情報では、ファウストのワインは近隣のソノマ・カウンティで造られています（最終的には、セント・ヘレナに所有するワイナリーで、すでに設立されている建物を使って限定生産のワインを造る計画もあります）。
ファウストはヒュニーアス・ヴィントナーズが所有するワイナリー/ブランドポートフォリオの一部で、ナパバレーを拠点とするクインテッサ、イルミネーション（クインテッサの敷地内の小さなブロックから供給する超限定生産のソーヴィニヨン・ブラン）、フラワーズ（ソノマ郡のワイナリー）、リバイアサン（ワインメーカーのアンディ・エリクソンが設立したナパバレーのブランド）とオレゴン州ウィラメットバレーのベントン・レーンが含まれています。
ヴァレリアは微生物学者であり、ブドウ栽培者でもあります。
そして、現在クインテッサの本拠地となっている売地を最初に発見した人物でもあります。
1960年27歳のとき、アグスティンはコンチャ・イ・トロのCEOになりました。
当時は小さなワイナリーでしたが、最終的にはチリ最大の生産者にまで成長させることに貢献しました。
1970年代初頭には、シーグラム社に勤務し、同社の世界的な事業を統括した。
その後、フランシスカン・エステートやフラワーズ・ワイナリーなど、数多くのワインベンチャーに携わり、1999年にはヒュニーアス・ヴィントナーズを設立しました。
アグスティンとヴァレリアの息子であるアグスティン・フランシスコは、2019年に同社を辞任するまで、一族の保有するワインを管理していた。
ファウストという名前は、ドイツの古い伝説に基づくものです。
ドイツの詩人ゲーテの作品に描かれたファウスト博士にちなんだ名前です。
物語の中で、ファウスト博士は悪魔に誘惑され、若さとエネルギー、情熱と引き換えに魂を交換させられました。
アグスティンのワインキャリアは長く、常に素晴らしいブドウ畑の場所を紹介するワイン、つまり特定のブドウ畑の場所の個々のテロワールを直接反映するワインと結びついてきた。
ファウストは、ナパ・ヴァレーにある複数の畑のカベルネ・ソーヴィニヨンにスポットライトを当てるという、ブドウ栽培のストーリーの一部です。
約100エーカーの土地にカベルネ・ソーヴィニヨンを中心に、メルロ、プティ・ヴェルド、シラー、そしてごく一部のソーヴィニヨン・ブランを栽培しています。
1998年にヒュニーアス家が購入したこの土地は、以前はルイス・デイリーの敷地でした。
このワインは
ブラックチェリーやチョコレートのクラシックなアロマに、香ばしいブラックチェリーのタルト、タラゴンや繊細なオークのスパイスのノートが幾重にも重なっています。
また、ファウストの畑の特徴であるミネラルのニュアンスも感じられ、洗練されたきめ細かいタンニンがフィニッシュにアクセントを与えています。
複雑な味わいで、この先何年も語り継がれるカベルネ・ソーヴィニヨンのひとつになりそうです。
ファウストの特徴は、ナパ・ヴァレーの丘陵地や冷涼な地域で収穫されたブドウに加え、私たちのクームスヴィル・エステートで収穫されたブドウをバックボーンにしていることです。
この組み合わせにより、カベルネ・ソーヴィニヨン独特の豊かさと果実の力強さが生まれます。
私たちのワインメーカーは、絶え間ない探究心によって、現代のナパヴァレーのクラシックワインにふさわしい、紛れもない品質とユニークなスタイルを常に追求しているのです。
テイスティング
アメリカンなステーキによく合いそうなワイン。
ベリー、チェリー、チョコ、コーヒー、樹などかなり複雑な香り。
開けたてはかなり硬いので、ゆっくり飲むかデキャンタージュがいいかも。
飲んだ日：2015-03-25
価格：9,000円(公式HPで65ドル)
インポーター：ファインズ