最近新進気鋭のワイナリーがどんどんできている長野で5年目というぼーのふぁーむ明科。
中々美味しいメルローでしたが、生産本数が少ない為入手が難しく値段も非常に高い。
フランスのワインだと1万円くらい出せちゃうのに日本だとまだ出せないのは日本酒とか焼酎の安さもある気がしてなりません。
こちらで購入できるようです→ichimatsuya
ワインデータ
ワイン名:パッション 樽熟 天王原
生産地:Japan > Nagano
生産者:ぼーのふぁーむ明科
品種:Merlot (メルロー)
スタイル:Red wine
ワイナリー
江戸時代初期徳川幕府が落ち着いてきたころ、ぼーのふぁーむ明科 代表 池上文康氏の先祖は前田利長公の下で働いていたらしいのですが、故あって前田家よりお暇をいただき、信州安曇野明科の現在地に定着し農家になったらしく、彼で10代目となります。
定着地は、長野県を南から北へ流れる犀川の氾濫原から一段高い河岸段丘の端にあり、西には北アルプス常念岳がデンとこちらを見下ろしているところ。
常念岳が一番かっこいい角度で見える場所。
東山が迫っていて、西は犀川の氾濫原なので、農業をするには厳しいところだったと思います。
池上文康氏は、家業の農業を継がずにずーっとサラリーマン生活を送っていましたが2013年、父親の死を前にして悩んだ末に実家に戻る決断をしました。
なんの経験もなく、しかし、自分が好きなワインを造る側に関わりたいと思いワインぶどう栽培を志すことにしました。
父がナイアやベリーA、デラ、巨峰を栽培していたことを子供心におぼろげに覚えてるそうです。
ワインに感動したきっかけは、あるイタリアンレストランでソムリエさんお奨めの裏メニューのワインをオーダーしたところ、その香りや味わいに衝撃を受けたこと。
たぶんバローロではないかと思います。
このワインは
エチケットは安曇野松川村在住の画家でエッセイストの成瀬政博さんの作品。
2020年に30本、2021年30本、2022年に30本と分割販売する予定。
ブドウ収穫日2017年10月1日
ステンレス発酵、樽熟成15か月。
生産数1,187本
テイスティング
少し濃いめのワインを欲したところソムリエさんがオススメしてくださったボーノファーム明科のパッション樽熟2017。
木、森、ブラックベリーやカシスの香り。
しっかりと感じられる樽と程よい酸と穏やかなタンニン。
バランスが良く飲み心地がいい。
ただお値段高すぎるかな…コストパフォーマンスは低い。
飲んだ日:2019-08-16
飲んだ場所:東御ワインチャペル
価格:5,940円