コストコにて2,900円程で販売していたのでマッハで購入したオー・メドック4級のシャトー・ラフォン・ロシェ2013。
2013というオフビンテージだからのプライスだろうが3,000円以下は安すぎる。
2013ならではのエレガントさがパワフルなイメージのサンテステフのワインを綺麗目に仕上げている印象。
香りもよく、飲み心地がとてもいい。
ワインデータ
ワイン名 :Ch. Lafon Rochet
生産地:France > Bordeaux > Haut Médoc > Saint Estèphe
生産者:Ch. Lafon Rochet (シャトー・ラフォン・ロシェ)
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Merlot (メルロ)
スタイル:Red wine
ワイナリー
ラフォン・ロシェの歴史は17世紀にさかのぼります。
ワイナリーは、アントワネット・ギユモの所有時はドメーヌ・ロシェと呼ばれ、エティエンヌ・ド・ラフォンとの結婚により、シャトー・ラフォン=ロシェに改名されました。
その後150年以上にわたり、エティエンヌ・ド・ラフォンの相続人は土地を維持し、ブドウ畑が被った様々な病気や経済的困難に対処しただけでなく、ラフォン・ロシェが1855年のグラン・デュ・メドックの分類に入ることを可能にしました。
20世紀になると、経済的困難が再燃し新しい所有者がシャトーを引き継ぎました。
1960年にテセロン家がその土地を引き継ぐまでは、このようにして長期間の不安定さが始まりました。
1960年に、古いコニャック作りの達人であったガイ・テセロンがその土地を引き継いだとき、彼は最初から土地全体の再建を始めなければなりませんでした。
このようにしてシャトー・ラフォン=ロシェの再生が始まりました。
最初に彼は邸宅自体に取り組む前に発酵室およびワイン貯蔵庫の改修に集中しました。
彼は建物全体を取り壊してシャトー・ラフォン=ロシェの新しい建物を建てることにしました。
その計画はエレガントなシャルトリューズ色に塗装し、それは当時はかなり珍しいものでした。
シャトー、ブドウ畑、インフラを修復するのに約10年かかりました。
この新たなスタートは1966年に遂に完済しました。
若いミシェル・テセロンが回想するように、シャトー・ラフォン=ロシェが再度ボルドー4級の価値があるワインへの成長を遂げたのは初めてでした。
翌年の1967年は、1970年への道を切り開く素晴らしいヴィンテージでした。
それはラフォン・ロシェの最も忘れられないヴィンテージの一つです。
1975年、ガイ・テセロンはシャトー・ポンテ=カネ、その後数年後にシャトー・マレスカスを引き継ぎました。
1999年まで、一族はシャトー・ポンテ=カネとラフォン・ロシェを共同で管理していましたが、シャトー・マレスカスを失いました。
再編の一環として、アルフレッドと彼の兄弟のジェラール・テセロンがシャトー・ポンテ=カネを引き継ぎ、ミシェルと彼の姉妹カロリーヌ・ポニアトウスカがラフォン・ロシェを引き継ぎました。
ミシェルは、2000年にシャトーをサンシャイン・イエローに再塗装しました。
ミシェル・テセロンは最初に、壮大な円形の木製ワインセラーなど、生産に必要なすべての技術設備を革新し近代化することを決定しました。
そうすることで彼は、ブドウ畑を尊重し、共有するという家族の中核的価値観を守り、父親の夢をかなえました。
2007年ミシェル・テセロンは彼の祖父によって始められた仕事を続けるために、若いバジール・テセロンをコニャックの香りと風味の繊細さが必要な仕事に加えました。
情熱、ユーモア、そして野心をもってバジールはラフォン・ロシェが何世紀にもわたって存続可能になるように彼の前任者の仕事を追求しました。
5世紀にわたる優れたテロワールと人間と家族の価値観に沿って、彼はバットルームを再設計し、卓越性と品質を追求することから始めました。
ラフォン・ロシェはワイン、男たち、そして味わいの物語です。
このワインは
メルロー:30%
カベルネソーヴィニヨン:70%
テイスティング
コストコにて2900円くらい。
少しレンガ色を帯びた濃いガーネット色
カシス、チェリー、タバコ、湿った土の香り。
タンニンはシルキー。引き締まった酸。
熟成初期の飲み頃と思われる。
余韻はほどほど。
飲んだ日:2019-01-04
飲んだ場所:忍者屋敷
買った日:2019-01-04
買った場所:コストコ
価格:2,900円
インポーター:コストコホールセールスジャパン