ダリオは世界的に人気のなかったフリウラーノに脚光を浴びさせた立役者ダリオ・ラッカロ。
そんな職人が二人の息子と作るフリウラーノ。
美味しくないわけがない。
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ワインデータ
ワイン名：Collio Friulano Vigna del Rolat
生産地：Italy > Friuli-Venezia Giulia
生産者：Dario Raccaro (ダリオ・ラッカロ)
品種：Friulano (フリウラーノ)
スタイル：White Wine
ワイナリー
1928年に創業。80年代に現当主ダリオによってこのぶどう畑に命が与えられました。素晴らしい「コッリオ・ビアンコ」を造るソーヴィニョンとピノ・グリージョを植樹。90年代初頭、市場ではまだまだ難のあったフリウラーノ、マルヴァジアを現在のクオリティに押し上げたのは、ダリオの信念の賜物。
彼自身がまさに「フリウラーノＤＯＣ」！今では2人の息子パオロとルカと共に６haの畑を耕しています。
近年、生産量を減らしぶどうの質を上げることで、エレガンス感が増しています。
このワインは
醸造
空気圧によるソフト・プレス、発酵前のマストのコールド・デカンテーション、18～19℃で温度管理された発酵。
特徴
洗練されたフローラルなノーズ、ビターアーモンドの特徴的なノート、ソフトな口当たり、ベルベットのようでありながら持続性がある。
ミネラルのノートは、温度管理されたセラーでのステンレス・タンク熟成だけでなく、瓶内熟成も経て、中長期の熟成を経て完璧に表現される。
テイスティング
薄い黄金色。
アタックしっかり。
洋ナシのコンポートのような甘い香りにガツンとくる辛口。
色が薄いのでこんなにガツンと来るとは思わなかった。
非常に面白い。
薄い黄金色。
色合いは透明感があり、グラスに注ぐと美しい輝きを放ちます。
色が薄いので、一見すると軽やかな味わいを想像させますが、その実、色からは想像できないほど力強い個性を持っています。
香りは非常に豊かで、洋ナシのコンポートのような甘い香りが立ち上がります。
その甘さの中には、蜂蜜や干し草のニュアンスも感じられ、非常に魅力的です。
さらに、フレッシュなバターの香りや、黄色い果実のアロマも重なり、複雑で包み込むような香りが特徴です。
口に含むと、まず感じられるのはしっかりとしたアタックです。
酸味が非常に爽やかで、ミネラル感が際立ちます。
洋ナシや黄色い果実のフレーバーが広がり、続いて微かなオイルのニュアンスが感じられます。
このワインは非常に辛口で、鋭いフレッシュさが際立ちますが、その中にも心地よい果実味が感じられます。
特に、口に含んだ後の余韻が素晴らしく、非常にフレッシュで長い後味が続きます。
ミネラル感が強く、非常に線が通った味わいで、バランスがとれています。
全体的に非常にフレッシュで、酸味とミネラル感が絶妙に調和しており、その一方で果実味の甘さがエレガントに加わります。
このワインは、見た目の淡さとは裏腹に、非常に力強く、印象的な味わいを持っています。
薄い黄金色からは想像できないほどのしっかりとしたアタックと、豊かな香り、そしてフレッシュでミネラル感あふれる味わいが特徴です。
飲んだ日：2015-09-12
飲んだ場所：カンブーザ
価格：5,400円
インポーター：ソーニ