いつの間にかルイ・ジャドに買い取られていたドメーヌ。
このワインは日本ではもう手に入らないかもしれません。
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ワインデータ
ワイン名:Beaune 1er Cru Clos du Roy
生産地:France > Bourgogne > Côte de Beaune
生産者:Dom. Prieur Brunet (ドメーヌ・プリュール・ブルネ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
1804年クロードとジャン・プリュールの兄弟がサントネにあるシャトー・ペルルショを取得しました。
1955年ギィ・プリウールはムルソー出身のエリザベス・ブルネと結婚し、プリウール・ブルネを設立しました。
娘のドミニクは、2004年に息子のギョーム(8代目)と共に、コート・ド・ボーヌにある約20haの敷地を管理。
2017年にドメーヌを取得したルイ・ジャド社は、長年にわたるプリュール・ブリュネ家の仕事を引き継いでいます。
このワインは
大理石質の石灰岩で、東向きのごくわずかな傾斜がある。
テイスティング
やや退色したヘイジーなルビー色。
澱が少し舞ってしまいました。
ベリー系の香りに加え、熟成したピノ・ノワールらしいダシのような独特の香りが感じられます。
また、チェリーやラズベリーの繊細な香りに、軽いスパイスのアクセントが加わり、さらにミネラル感が漂います。
まず口に含むと、軽やかで繊細な味わいが広がります。
酸味は中程度で心地よく、タンニンは程良く統合されており、アルコール度も中程度で全体的にバランスが取れています。
果実味はチェリーやプラム、プルーンが前面に出ており、これにダシの風味が絶妙に絡み合います。
グリーンハーブや甘草のニュアンスが味わいを一層深め、ミネラル感が全体を引き締めています。
最後に、余韻が中程度に続き、飲み終わった後もその複雑な風味がしっかりと残ります。
もう少し熟成が進むと更に美味しくなるようなイメージでした。
飲んだ日:2023-05-02
飲んだ場所:switch
価格:5,000円
インポーター:外人忍者