穂と鎌を持つ男が印象的なワイナリー。
久し振りに飲んだドイツのリースリング。
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ワインデータ
ワイン名：Riesling trocken vom Rotliegenden
生産地：Germany > Rheinhessen
生産者：Weingut Georg Albrecht Schneider (ゲオルグ・アルブレヒト・シュナイダー)
品種：Riesling (リースリング)
スタイル：White Wine
ワイナリー
ラベルに描かれている小さな男は誰なのかとよく聞かれる。
彼は伝統的なシュナイダーの紋章の中心的な要素です。
歴史的に農業に由来するこの穂と鎌を持った小さな男は、私たちの紋章のシンボルであり、何世紀にもわたって一家とともに歩んできた。
時が経つにつれ、紋章の盾や装飾品は背景へと退き、小さなシュナイダー氏は前面へと移動した。
18世紀初頭、ナポレオンはライン川を旅していた。
軍事作戦の資金を調達するため、ナポレオンはニアシュタインを含む旧貴族の領地を解体した。
私たちの祖先であるカスパー・シュナイダーは、この機会を利用した。
彼はブドウ畑を購入し、今日の私たちの仕事の基礎を築いた。
それ以来、一族の生活と仕事は、ニアシュタインのブドウ畑、土地、自然とともにあることを特徴としている。
それ以来、何世代にもわたって家族でワイン造りの伝統を受け継いできた。
2012年ヴィンテージで、スタッフェルホルツは再び次の世代に引き継がれた。
40年以上ワイン造りに携わってきたアルブレヒト・シュナイダーはセラーから引退し、娘のウルスラと夫のステフェン・ミュラーにその責任を引き継いだ。
しかし、家族経営は家族なしには成り立たない。
どの世代も、前の世代の知識と経験なしには働かない。
私たちは、”8代目”がまだワイナリーで一緒に暮らしていることを嬉しく思っている。
そして、家族や献身的な従業員が私たちの周りにいて、各ヴィンテージをユニークなものにしてくれていることを幸せに思います。
ニアシュタインは伝統的にリースリングの産地であり、リースリングは3つの主要な土壌（黄土、石灰質泥灰土、そして何よりも有名な赤斜面）に完璧な生育条件を見出す。
リースリングはまた、何世代にもわたって私たちのワイナリーで主役を演じてきた。
私たちは、赤土斜面のいくつかのコーナーで土壌とブドウ畑を耕すことができることに感謝している。
赤土斜面の地質学的中心にある東南東向きの斜面、ヒッピングは、この山における私たちのワインの中心地だ。
朝日を浴びると、すぐにその暖かさを赤岩に蓄える。
夕方、斜面が他の場所よりも早く日陰になると、温められた赤い石が放射状に広がってくる。
私たちは、ヒッピング・ベルクと呼ばれる最も急な斜面まで、あらゆる標高の区画を所有している。
様々な顔を持つこれらのリースリングに加え、近年はワイナリーの舞台に登場する脇役も増えている。
特にブルゴーニュ・ファミリーは今や確固たる地位を築いているが、ソーヴィニヨン・ブラン、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・ノワールもライン・ヘシアンの気候に馴染んでいる。
このワインは
「ローターハング（赤色の斜面）」と呼ばれるライン川に面した、ニアシュタイン村の最高の畑とされるヒッピング、エルベルク、ペッテンタールの葡萄を使用しています。
ライムやレモンのフレッシュなフレーバーに加え、桃やアプリコットの豊かな風味が感じられます。
繊細な甘さを持つ果実味と心地よい酸がうまく調和しています。
収穫した葡萄は除梗し、プレスします。
発酵と熟成はステンレスタンクで行います。
豊かな果実味を保つため、16度～21度にコントロールしながら発酵を行います。
テイスティング
美しいゴールデンカラーがグラスに広がります。
香りは華やかでフルーティーなライチが最初に感じられます。
続いて、レモンや桃、バナナといったトロピカルフルーツの香りが優雅に広がります。
わずかに蜂蜜のような甘い香りも感じられ、全体的に複雑で豊かなアロマが楽しめます。
口に含むと、レモンや洋梨、バナナなどのシトラスとトロピカルフルーツの風味がバランス良く感じられます。
酸味は程よく、リースリング特有の爽やかさを引き立てています。
わずかな果実味が加わり、全体的に柔らかくクリーミーなフィニッシュが特徴です。
また、塩味のニュアンスもあり、口の中で心地よい余韻を残します。
ドライなリースリングでありながらも、微かな甘みと塩味が絶妙に調和し、食欲をそそる一杯です。
飲んだ日 2024-04-19
飲んだ場所：switch
価格：2,860円
インポーター：稲葉