コロナ前に見学に行ったこのワイナリーのワインを久しぶりに。

中々上手に作ってくる。

 

ワインデータ

ワイン名:Sauvignon Blanc
生産地:Japan > Nagano
生産者:Rue de Vin (リュードヴァン)
品種:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
スタイル:White Wine

ワイナリー

長野県東御市で葡萄の木を植え育て、ワインを作っています。
千曲川に沿うように開けたなだらかな斜面。ここはかつて一面に広がる豊かな林檎農園でした。
全国で農業従事者の減少によって人の手が入らなくなった農地は荒廃の一途をたどっています。
それはこの地も例外ではなく、人の侵入をも拒むような雑木の林へと変貌しています。
そして今、私達 Rue de Vin[リュードヴァン]は荒廃した農地にもう一度息吹を与え、豊かな農地を取り戻すべく葡萄の木を植え育て、ワインを造り始めました。
健全な葡萄を育てるためには過度な農薬や肥料を使用せず、地面には草花が生い茂り、樹上には多くの昆虫が、土壌には多くの微生物が暮す豊かな生態系を作り出すことを実践しています。
それはやがてこの地の力を引き出し個性的で表情豊かなワインへと繋がってゆきます。
今ではシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールなどが育っています。乾いた風が斜面を吹き上がり、豊富な日射量と大きな寒暖の差を生み出すこの地からはやがて、偉大なワインが生み出される日も遠くないのかも知れません。
フランスはブルゴーニュ地方コート・ドールのように、いつか日本の“黄金の丘”と呼ばれる日のことを夢見て…。
これから私達と一緒に、ワインのある豊かな食文化を創り上げましょう。

Rue de Vin:フランス語で「ワイン通り」の意味。
全ては私達の葡萄畑とワイナリーに通じる一本の通りRue de Vin から始まります。
やがてこの通りにはレストランやオーベルジュが現れ、私達の次にもまた新しいワイナリーや葡萄農家が誕生する。
それはまるで点と点が繋がって線が出来るように、「ワイン通り」は延びてゆくのです。
レストランは野菜や肉、乳製品などを通じて近隣農家とも繋がりを持ち、食を中心にお互いを必要とし生きてゆける環境へと派生して欲しい。
食料自給率の低下、地産地消、食の安全、農業離れ、国や誰かに何かを期待するのではなく、自らが始めれば良いだけのこと。豊かな食のある暮らしはきっと都会人への憧れともなるでしょう。
地域に暮らす人々自らが主役であり、私達はワインを通じてこの地域の食文化の繋ぎ役として、彩として存在したいのです。
生涯、そして次の世代もまたその次の世代も当たり前のようにワインを造って暮らせる環境が、一本の通りから始まりますように…。

このワインは

自社栽培のソーヴィニヨン・ブランを使用した辛口白ワインです。
ワインのスタイルはフランス・ロワール川上流の産地を連想させるものです。
香りの特徴は青りんごやパッションフルーツ、余韻に蜂蜜のような甘い香りのニュアンスもあります。
上質で豊富な酸味と非常にしっかりとした骨格はリュードヴァンならではの特徴です。
余韻も長く抜栓してからの持続性が長いのも特徴です。

テイスティング

自然派少しあり。
草の香り。
開けたては微発泡。
味わいはマスカット。
フレッシュで酸もある程度。

飲んだ日:2023-10-07
飲んだ場所:オアシス
価格:4,950円

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