札幌の醸造所を持たないHOBOとオレゴンの人気醸造所カルミネーションとのコラボビール。

札幌市とポートランドが姉妹都市だったのは全然知りませんでした。
姉妹都市60周年を記念して作られたビール。

ビアデータ

ビール名:60TH HOPPY WHEAT ALE
生産地:アメリカ オレゴン州 × 日本
生産者:CULMINATION × HOBO BREWING
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:小麦、大麦
ホップ:アイダホ7、ネルソンソーヴィン
タイプ:ウィート・エール
価格:600円
インポーター:ファーマーズ

ブリュワリー

カルミネーションは、持続可能な製造と建築の実践が、優れた製品と顧客満足につながる可能性があるという考えに基づいて構築されています。
美味しいビールとコミュニティを備えた素晴らしいビールは、1屋根の下で1つのコンセプトにまとめることができます。

このビールは

札幌市とポートランド市。
両市は2019年の今年、姉妹都市提携60周年を迎えました。

これを記念して先日発売されたのが、限定醸造ブランド〈SAPPORTLANDERʼS(サッポートランダーズ)〉の缶ビール2種〈60TH IPA(シックスティース・アイピーエー)〉と、〈60TH HOPPY WHEAT ALE(シックスティース・ホッピー・ウィート・エール)〉です。

日本国内におけるビール醸造の礎を築いたまちと言われている札幌市。
一方のポートランド市も、人口約65万人ながら、約70もの小規模醸造所が存在します。

この両市に共通する“ビールのまち”というアイデンティティを活かし、「60周年の乾杯ビールを自分たちでつくっちゃおう」ということでスタートした今回のプロジェクト。
主に札幌側で構成された市民メンバー60名を1月に募集し、彼らから資金を集め、4月に札幌の醸造家2名がポートランドの醸造所2か所で2種類のコラボレーションビールを醸造。

ビールの香りや味の方向性、ラベルデザインなどは市民メンバーが取り決め、札幌市内の輸入会社2社の協力を得ながら醸造のレシピ作成や実務をブルワーとブルワリーに託すかたちで今回の実現に至ったのだとか。

ブランド名は「札幌とポートランドの人々によるビール」ということで、ポートランド在住者を「Portlander」と呼ぶところから、〈SAPPORTLANDERʼS〉と命名。
ポートランドで2016年に創業された〈カルミネーション・ブルーイング〉と、札幌を拠点に国内外で醸造を手がける〈ホーボー・ブルーイング〉の川村洋平氏のコラボレーションでできあがった〈60TH HOPPY WHEAT ALE〉は、“爽やか&ホッピーなウィート(小麦)エール”というコンセプトのもと、アロマホップは〈トロピカルなアイダホ7〉、白ブドウを思わせる〈ネルソンソーヴィン〉をドライホップしているそう。

ちなみにラベルデザインは、60周年の“60”でハンドサインをつくり、その両手の双眼鏡で、両市の未来を見つめているところを描いたとのこと。

テイスティング

やや濁り。
柑橘系の香り。
苦味程々。
余韻短くすっきりなのは日本で作ったからであろうか。
ないものねだりですが、もっとアメリカに寄せてくれても面白かったかも。

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