久し振りのブルワリー。

Wiki大先生によると大宇宙(マクロコスモス)と小宇宙(ミクロコスモス)の対概念で、大きな世界(大宇宙)に対応する小さな世界(小宇宙)は、通常は人間を指す。
マクロコスモスとミクロコスモスは、このふたつのコスモスが互いに照応するという思想である…なるほど(分かっていない)。

 

ビアデータ

ビール名:MACROCOSMOS
生産地:日本 奈良県
生産者:奈良醸造
アルコール:5.5%
IBU(苦さ 平均15~20):50
モルト:Pale Ale Malt, Wheat Malt Pale
ホップ:Simcoe, Azacca, Columbus
タイプ:IPA
価格:790円

ブリュワリー

ビールは楽しい時間を演出するだけでなく、それ自体、面白い飲み物ではないか。

現在、世界には100種類を超えるビールがあると言われています。
夏の暑い盛りに喉の渇きを癒やすビールから、冬の夜、身体の内側より暖を取るように少しずつ飲むアルコール度数の高いビールまで。
また、極端に苦いビールや、果物をふんだんに使ったビール、酸味の強いビール、果ては野生酵母で醸したビールなど。
かつて、それぞれの街に酒蔵があったように、地域ごとに個性的なビールが造られるようになったら面白いんじゃないか。
彼らがビール造りを志すきっかけとなった思いはそこにあります。

もちろん、品質に対する妥協はしません。
これまでビールが苦手だった方も、まだ見ぬビールの中に、好みの1杯が見つかるかもしれません。
彼らのビールがそんな1杯となれば、これにまさる喜びはありません。

このビールは

5周年を迎える2023年、奈良醸造はこれまでに造ったIPAを振り返り、過去に造ったビールのレシピを掘り起こしてリミックスをしています。
第4弾となる今回は、2019年に造ったマイクロIPA「MICROCOSMOS(ミクロコスモス)」のリミックス。
アルコール度数を上げた「MACROCOSMOS(マクロコスモス)」です。

MICROCOSMOSがリリースされた2019年は、低アルコール度数のビールは今ほど多くありませんでした。
奈良醸造でも当時出していたIPAのほとんどの度数が5.5〜6.5%。
そこで、アルコールはあまり強くないけど色んなクラフトビールを楽しみたい、そんな人に向けて、度数3.5%のIPAを作りました。

通常、アルコール度数を控えめにするために、使用する麦芽とホップの量を少なめにする方法がありますが、当時の「MICROCOSMOS」は醸造方法を見直すことで、麦芽の使用量はそれまでのIPAと変えずに、アルコール度数だけを大きく下げることに挑戦しています。
結果は、麦芽の風味も、ホップの香りや苦味もしっかりと感じられる、わずかアルコール度数3.5%のIPAが完成しました。

今回、そんな「MICROCOSMOS」が持っていたホップとモルトのニュアンスを損なわずにアルコール度数を通常のIPAのレベルまで引き上げたらどうなるか。そんな遊び心からスタートしたビールです。

麦芽やホップといった原材料は「MICROCOSMOS」と同一のものを使用しながら、アルコール度数が高い分、味わいの密度を強くすることでバランスを取るように心がけました。

まずはじめにグラスから立ち上るのは優しい柑橘の香り。
口に含むと、ホップ由来のトロピカルな風味と強い目の麦芽の味わいが感じられます。
アフターテイストは余韻の長い苦味。
「MICROCOSMOS」を彷彿とさせるホップの味わいを残しつつ、どっしりとした味わいを楽しんでいただける仕上がりとなりました。

テイスティング

濃い黄金色。
正統派のスッキリホップ。
苦味も結構しっかり。

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