飲んだワイン アルプスワイン株式会社/ミュゼ・ドゥ・ヴァン ダイナスティ桔梗ヶ原 メルロー&カベルネ2012 7点

最終更新日

山梨にも同名の会社があり、長野にも「株式会社アルプス」ブランドの「アルプスワイン」があるので間違えないようにしたいところです。

新酒で出た時に飯田市の酒屋さんで購入したワインをとうとう開けてみました。
購入してからほぼ動かさずにいたので状態は最高。

 

ワインデータ

ワイン名:Musée du Vin Dynastie 桔梗ヶ原 メルロー&カベルネ
生産地:Japan > Nagano
生産者:株式会社アルプス(長野)
品種:Merlot (メルロ), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

1970年代に長野県内のぶどう栽培農家とアルプス出荷組合を結成。
組合員の皆さんによって丹精込めて育てられた高品質のぶどうが安定的に供給され、美味しいワイン、ジュースに生まれ変わります。

株式会社アルプスでは2008年に農業法人『アルプスファーム』を設立。
塩尻桔梗ヶ原を中心に耕作放棄地を取得しぶどう園に転換。
メルロー、シャルドネ、ブラッククイーンに加えカベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、ソーヴィニヨンブラン、シラー、ツバイゲルトレーベ等多くの品種を栽培しております。
今後もさらに拡張し、自社農園の充実を図ってまいります。

このワインは

ミュゼ ドゥ ヴァンとはフランス語で「ワインの博物館」を意味します。
アルプスのフラッグシップとなるべく、原材料ブドウ(長野県産)から醸造・熟成に至るまでとことんこだわった日本ワインです。
ブドウ品種ごとに適した栽培方法や品種特性を生かした醸造、熟成を行っています。
ミュゼドゥヴァンはリーグアン、リミテッド、エトワール、ダイナスティ、マエストロ、オアシスそしてベースとなるミュゼドゥヴァンの計6グレードにて展開しています。

自社農園アルプスファームにて収穫されたメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンをフレンチオーク樽で熟成した赤ワインです。

テイスティング

成熟した赤ワインらしい深みのある色調で、中心は濃く引き締まり、縁にかけてはほんのりとしたレンガ色のニュアンスが現れ、ワインの熟成を物語っています。
視覚からも落ち着きと洗練が感じられ、クラシカルな雰囲気を漂わせます。
香りは非常に魅力的で、熟成を重ねたメルロー特有の豊かな芳香が印象的です。
熟したプラムやブラックチェリーに加え、ドライフルーツや土のニュアンス、そして樽由来のほのかなスパイス感が調和し、奥行きのある香りを楽しませてくれます。
熟成ボルドーに通じるクラシカルな香りは、時間とともに徐々に広がりを見せ、グラスの中でゆっくりと花開いていきます。
口に含むと、繊細で落ち着きのある風味が広がります。
酸はほどよく爽やかに立ち上がり、ワイン全体に美しいバランスを与えています。
アタックはやさしく、控えめな果実味がじんわりと舌の上に広がり、心地よい余韻へと続きます。
ボディはミディアムで非常にエレガント。
熟成により角が取れ、滑らかで穏やかな口当たりが特徴です。
旨味もじわりと感じられ、決して派手さはありませんが、クラシックなワインならではの静かな美しさが楽しめる一本です。

飲んだ日:2023-02-22
飲んだ場所:駅中ワインサーバー
買った日:2014(多分)
買った場所:忘れました
価格:3,592円

wineninja

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