大好きな信濃屋で購入した2,000円台のバローロ。
海外でも激安バローロとしてアメリカのトレーダージョーズなどでも14ドル程度で販売されているようで、売れ筋ワインの様子。
味わいは値段相応なので、こんなのバローロじゃない!と怒り狂うよりも温かい目で見るべきワイン。
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ワインデータ
ワイン名:Rosa dell’Olmo Barolo
生産地:Italy > Piemonte
生産者:Terre da Vino (テッレ・ダ・ヴィーノ)
品種:Nebbiolo (ネッビオーロ)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
テッレ・ダ・ヴィーノは、イタリアのトップワイナリーです。
ランゲ地方の中心地バローロに位置し、ピエモンテのワインのみ、DOCとDOCGのワインのみという独自のフィロソフィーを持っています。
私たちは、世界で最も有名なブドウ栽培地域のひとつであるランゲ地区の絵のように美しいブドウ畑に囲まれたワイナリーです。
しかし、私たちはそれだけではなく、この地域では他に類を見ない農業会社でもあります。
私たちは、2,500人以上の生産者が栽培する5,000ha以上のブドウ畑を有しています。
これにより、非常に大きな規模のユニークな基盤が得られ、しばしば卓越性のピークに達するような非常に高い品質レベルでの生産が可能になっています。
私たちは、世界中で知られている名前のワインから、地元で知られている小さなニッチ製品まで、幅広い種類のワインを提供しています。
これらのワインを支えているのは、私たちの哲学です。
「ピエモンテのワインだけを、そしてDOCまたはDOCGの規定によりアペラシオンが規定されているワインだけを提供する」という哲学です。
私たちはバローロにあるワイナリーを拠点としていますが、これは時代に合わせ、未来に投資する企業を象徴しています。
絶え間なく進化する古代の技術に対する情熱を表現する会社です。
私たちのオフィスは、伝統的なランゲ地方のコテージの形と素材で作られた建物の中にあります。
建物の最上階は多機能スペースとなっており、コンベンション、ミーティング、テイスティング、お客様の訪問などに使用しています。
ここからは、ランゲの丘陵地帯の壮大な景色を楽しむことができます。
私たちのセラーの誇りであり、喜びでもあるのが、私たちのワインを熟成させるセラーです。
このスペースには、温度と湿度が完全にコントロールされたエリアに、最大2,000個のオーク小樽を収納することができます。
2010年にオープンしたこの驚くべきリファイニング・ホールは、大型のタンクで構成されていま小樽地元の伝統に従い、これらの大桶はネッビオーロ、特にバローロの熟成に最適な容量を持っています。
ワイン製造エリアは、ステンレススチール製のタンクを含む広い面で構成されています。
これらのタンクにはすべて、コンピュータ制御の温度システムが装備されています。
瓶詰め工場には、ボトリングラインと自動包装ラインがあり、すべての機能が無菌環境で行われています。
ウェアハウスは完成したワインをストックするためのエリアで、各ワインの特性が完全に変わらないように、15℃の一定温度で完全に温度管理されています。
社内分析センターでは、醸造中およびボトリング中の品質管理テストが行われています。
このワインは
公式HPには情報がありません。
ローザ・デル・オルモ自体のHPも無い様子。
テイスティング
薄いルビー色。
香りの面では、ブラックベリーやチェリーの甘美な果実の香りがまず感じられます。
さらに、ブラックペッパー、ほのかな花の香りが鼻をくすぐります。
スターアニスやなめし革のニュアンスも混ざり合い、香り全体に深みと複雑さを与えています。
味わいは、まずチェリーの甘さが口いっぱいに広がります。
さらにリコリスやフェンネル等のスパイシーな風味が感じられます。
ミディアムライトのボディに強めの酸味が加わり、タンニンは予想より控えめで、心地よいアーシーなフレーバーが印象的です。
食事と非常によく合い、特にタンニンが時間とともに柔らかくなるため、料理と一緒に楽しむことでその真価を発揮します。
酸が結構しっかりでメリハリを付けるというよりも、むしろ落ち着きが無いようなイメージでした。
始終存在感のある酸が前面に出てくるので、酸を打ち消す食事と一緒に楽しむか、開栓して2日目にチャレンジするか、もう少しセラーで熟成させると落ち着いた味わいになるのではないでしょうか。
飲んだ日:2021-11-02
飲んだ場所:switch
買った日:2021-10-11
買った場所:信濃屋
価格:2,178円(EUで12ユーロ程度)
インポーター:都光(リカマン)