六本木駅から近い場所にあるレストラン リューズ。
個室が10席、カウンターが5席、オープンスペースのテーブルが約20席と丁度いい広さ。
今回はテーブル席へ。
ややビジネス寄りの食事でしたので、写真はそれほど多くはありません。
スタッフの対応は非常に良く、笑顔があり料理の説明もしっかり…とよく教育されています。
東京駅周辺にある対応最悪だった某クロアチア料理店スタッフにも是非研修に来て欲しい。
今回は13,000円のMENU DEGUSTATIONコース。
1アミューズ ブーシュ(一口大のオードブル)
2雲丹のフォンダンに紅ズワイ蟹を乗せて 酢橘の香る冬瓜のクーリー(ペースト)
3島根産 天然鮑と松茸のエチュベ(素材の水分だけで蒸し煮する料理法)←4,800円の課金をしました
4フランス産 鴨フォアグラのソテーに南高梅のコンフィチュール(ジャム)と共に
5鮎のクルスティアン(クリスピー) 胡瓜と生姜のコンディメント(薬味) 蓼と緑胡椒のソース
6ラカン産 仔鳩のロティ 季節野菜を添えて
7アヴァンデセール(最初に出されるデザート)
当然のようにチーズ盛り合わせもオーダー。
8マンゴーとヨーグルト 紅茶のパンナコッタにカダイフ(極細麺状の生地)を乗せて
9食後の飲み物とミニャルディーズ(小菓子)
名前からどのような料理か想像がつかず、フランス語から日本語に翻訳が必要な料理が多かったのですが、私のような老人の疑問にスタッフの方からしっかりとお答えいただきました。
3番目の天然鮑と松茸のエチュベはおススメだというので課金して「島根産 白バイ貝と椎茸のパセリ風味 自家製ロースハムとのアンサンブル」からの変更です。
こんな立派な松茸でしたら課金するのもやむなしでしょう。
どれも何の文句もなく美味しい。
お皿は小野…何とかさんというベネチアンガラスの人のもので、お店の所々にそのガラス工芸家と相談して作った「お店のイメージ」の装飾品があります。
成程センスが良い。
この日はクリュッグ(グラス4,600円)があいているのでおススメされましたが、暑い日だったので濃厚シャンパンよりは普通のものが良く、グラス・シャンパーニュ2,100円をオーダー。
グラスは木村硝子。
パンはルクセンブルグから空輸されてくるものを使用していました。
パリパリと香ばしく、美味しいバターと共にいつまでも食べ続けられます。
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これですかね。
白ワインはボトルでオーダー。
フィリップ・パカレ/シャサーニュ・モンラッシェ2015
ボトルワインの値段帯は16,000円~28,000円くらいのをオススメしてくる感じでしょうか。
赤ワインはグラスでオーダー。
シャトー・プジョー1996
シャトー・ラグランジェ2014
鳩料理の胸肉とモモ肉によく合いました。
お肉用のナイフは刀職人のもので、波模様が美しい男のロマン、ダマスカスナイフ。
私も若かりし頃にラギヨールのダマスカスのソムリエナイフをうっかり買ったものです。
スタッフの対応が良く、料理はどれも美味しい。
値段は当然かなり高いですが、一度は来てもいいかもしれません。
グラスワインを何杯か飲んだので上記の内容で2人で88,000円程でした。
中々いい値段です。
料理は8,000円のMENU DINERにして、ワインの値段チョイスをもっと押さえたら程々の値段になりそうです。