飲んだワイン マグヴィスワイナリー/K138 勝沼町 POSH 2018 7点

元々は半導体の会社であった株式会社塩山製作所ことマグヴィスワイナリー。
商品名は全てアルファベットと3ケタの数字によって表されます。
そんなところも半導体メーカーらしい。
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ワインデータ
ワイン名:K138 勝沼町 POSH
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:MGVs ワイナリー(株式会社塩山製作所) (マグヴィス)
品種:Koshu (甲州)
スタイル:Sparkling Wine(White)
ワイナリー
山梨県勝沼地区の日川のほとりに点在するぶどう畑と醸造所。
心地よい風の通り道に位置するぶどう畑は水はけがよく、太陽の光をいっぱい浴びて成長した、香りのよいぶどうが豊かに実ります。
そして勝沼地区だけではなく、同じ山梨県内でも地域によって、それぞれに味わい深いぶどうが出来上がります。
ぶどう畑の環境に合わせて的確なタイミングで摘み取り、この土地の気候風土の恵みをそのままに、畑ごとにワインを醸造し、素直な味わいをお届けしたい。
土地と正面から向き合い、この土地でしかできないぶどうの味そのもののワインを愉しみたい。
シンプルなことを実践することが、実り豊かな土地を未来につなげることになると考えています。
このワインは
勝沼町の甲州ぶどうを使用した瓶内二次発酵スパークリングワインです。
瓶熟成を行い、ふくよかで重厚感と奥行きのある味わいに仕上げました。
熟成した甲州が黄金色に輝き、なめらかで繊細な泡と芳醇な甲州の味わいが広がる辛口ワインです。
優雅な時間を盛り立ててくれるワインとして、ぜひお楽しみください。
K138
K1:勝沼地区
3:フリーラン+プレス混合 自然に流出する一番果汁と加圧圧搾した果汁の混合
8:瓶内二次発酵(発泡ワイン) スティルワインを瓶内で二次発酵(トラディショナル方式)
テイスティング
穏やかなレモンイエローの色調は、爽やかさと新鮮さを感じさせ、視覚的にも楽しませてくれます。
さらに、グラスの中には細かい泡が立ち上り、やがて穏やかなムースを形成します。
この美しい色と泡立ちのバランスは、ワインの品質を物語っており、期待感を高めます。
フローラルな香りが広がり、続いて柑橘系の香りが漂います。
レモンやシトラスの爽やかな香りに、鉱物的なニュアンスが加わり、クリーミーなアロマも感じられます。
さらに、蜂蜜や甘いペストリーのほのかな香りが複雑さを増しています。
全体として、香りは非常にバランスが取れており、豊かで多層的な印象を与えます。
味わいはドライでありながら、非常にバランスの取れたものです。
中程度のボディと、しっかりとした酸味が感じられ、アルコール度数は程よく非常に心地よい飲み口です。
口に含むと、香りと同様に柑橘系の爽やかな味わいが広がり、リンゴや洋ナシの甘い果実味が続きます。
さらに、フローラルなニュアンスとペストリーのほのかな甘みが加わり、複雑で奥行きのある味わいを楽しめます。
フィニッシュは中程度の長さで、爽やかな余韻が残ります。
飲んだ日:2022-11-12
飲んだ場所:Switch
価格:7,700円