ルクセンブルクとドイツとの国境を形成するザウアーとモーゼルの合流点であるペイドシエルクにあるコン・レ・バンにあるワイナリー。
AOCモーゼルって中々飲まないので面白い。
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ワインデータ
ワイン名:Moselle Les Blasons
生産地:France
生産者:Dom. Sontag (ドメーヌ・ソンターク)
品種:Auxerrois (オーセロワ), Pinot Gris (ピノ・グリ), Müller Thurgau (ミュラー・トゥルガウ)
スタイル:White Wine
ワイナリー
ドメーヌ・ソンタークは、何よりも家族の絆を大切にしています。
マリー・アントワネットは、1965年に夫のジェラールの協力を得て父の事業を復活させ、2007年からは息子のクロード・ソンタークが一族のドメーヌを切り盛りしている。
娘のメラニーも、家族の歴史を永続させたいという思いから、2020年に入社した。
彼らのドメーヌは、ドイツ、ルクセンブルクと3つの国境を接する国の中心部、モーゼル川の曲がりくねったコースに沿った小さな村、コンツ・レ・バンにある。
5haの土地にさまざまなブドウ品種を栽培し、一家は持続可能な農法と有機農法を用いて、情熱を持ってこのドメーヌを育てています。
このワインは
モーゼルの3つの主要な白ブドウ品種をブレンドしたものです。
オーセロワ(50%)、ピノ・グリ(30%)、ミュラー・トゥルガウ(20%)の組み合わせで、エレガントでバランスのとれた、とてもフルーティなワインをお楽しみください。
テイスティング
一瞬自然派っぽい香りに怯みましたが、気のせいだったかもしれません。
このワインはグラスに注ぐと淡い黄色が美しく輝きます。
光にかざすと、その透明感と清らかさが際立ち、見た目からしてフレッシュな印象を与えます。
この淡い黄色は、ワインの軽やかさと爽やかさを予感させ、視覚的に非常に魅力的です。
香りは、柑橘系と白い花の香りが中心となっています。
レモンやグレープフルーツの爽やかなシトラスの香りが最初に立ち上がり、続いて白い花の優雅な香りが広がります。
さらに、微かにフレッシュなハーブの香りも感じられます。
これらの香りが絶妙に調和し、非常に複雑で魅力的なアロマを形成しています。
香りを嗅ぐだけで、ワインの爽やかさと軽やかさを予感させ、飲む前から期待が高まります。
口に含むと、まず最初に感じられるのはフレッシュな柑橘系の風味です。
レモンやグレープフルーツの爽やかな酸味が広がります。
酸は程々で、非常にバランスが良く、フレッシュな味わいが楽しめます。
さらに、軽やかな苦味が口の中に心地よいアクセントを加え、全体の味わいを引き締めています。
果実味も程よく感じられ、ドライ過ぎず、非常に飲みやすい味わいです。
飲んだ日:2022-05-20
飲んだ場所:switch
価格:3,800円(EU圏8ユーロ前後)
インポーター:アズマコーポレーション株式会社