イタリア自然派の小規模生産者。
オレンジワインだが、色は薄め。
開栓してから時間が経った方が還元香が少なくなって美味しくなりそう。
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ワインデータ
ワイン名：Rugiada del Mattino Colli Tortonesi Timorasso
生産地：Italy > Piemonte
生産者：Cascina I Carpini (カシーナ・イ・カルピーニ)
品種：Timorasso (ティモラッソ)
スタイル：White Wine
ワイナリー
ワインセラーは私にとって機能的な場所です。
ぶどうのマスト(果汁、果皮、果肉、種子の混合物)をワインに変える、その理想的な場所として設計・建設されました。
セラーの優先事項は、ワインが熟成し、上昇し、洗練され、時間によってエレガントになる自然のプロセスの条件を確保することです。
ワイナリーにとって優先すべきことは、再生可能エネルギーの使用、廃棄物の削減、360度の環境負荷への配慮でもあります。
石造りの天井やレンガの壁、木の梁といったロマンチックな魅力を捨て、より健康的で健全な環境を整え、最高の状態で自然発酵させるワインセラーです。
私はワインにおいて、果実の品種の完全性と土地の真の風味が、ワインメーカーの手によって統合され、組織化されていることを常に強く望んできました。
濃厚なぶどうの果汁を、グランドピアノのサウンドボックス全体に見立てたのです。
実証実験では、選抜酵母と土着酵母のピアノ演奏の違いを感じた。
土着酵母は、異質で互いに異なるため、最低音から最高音まですべての半音を演奏でき、すぐに認識できないが、より複雑で魅力的なメロディーを提供することができるのだ。
そのために、私は社内に自然発酵を導入しました。
自然派ワイン生産者とは、土地を尊重し、その特性を高めるよう努力する人のことです。
そのためには、ワインメーカーは、自然を観察し、解釈し、耳を傾け、品種と土地の両方の最高の可能性を表現するために最も適切なワイン醸造のアプローチを選択し、プロセスを無理強いせず、自然のバランスを保つ方法を知っていなければなりません。
ワインメーカーは、ブドウ畑とセラーの両方で、すべてを適切なタイミングでキャッチするために待つ術を心得ていなければなりません。
無理に理想的な時間帯から外すのではなく、自然の成り行きに任せたり、できる、あるいはすべきタイミングをつかむこと、それが私のワイン造りのスタイルです。
ワインメーカーにとって、自然を尊重するということは、ワイン醸造技術を強制せず、ワインを適切に熟成させるために、時間を材料として、味方として利用することでもあります。
このワインは
「穏やかに、少しずつ飲めば、ワインは甘い朝露のように肺の中できらめく。その時、ワインは私たちの理性に暴力を振るうのではなく、心地よい喜びへと優しく誘ってくれるのです。」（ソクラテス）
ルジアーダ・デル・マッティーノは、新世紀初頭に初めて植えた白ブドウの樹から生まれたティモラッソ種の白ワインで、私の三女エレオノーラにちなんで名付けました。
このワインを味わうと、新鮮な朝の空気に含まれる露、まだ咲いていない花のつぼみ、石、岩、海塩、そして薬草や地中海のスクラブのような香ばしいミネラルを感じることができるのです。
フレッシュさ、心の軽さ、笑顔、複雑さが必要だと感じたときに飲みたいワインです。
生産本数：9000本
畑：エレオノーラ
標高：360-370m
向き：東、北東
剪定：ギュイヨ
マネジメント：オーガニック・ホリスティック
収穫：房の選別を行いながら、箱単位で手摘み収穫。
醸造：果皮浸漬を2日間行い、土着酵母で自然発酵させる。
熟成：ステンレスタンクで12ヶ月間、高貴な澱とともに熟成。
熟成：収穫から18ヶ月後に市場に出る。
テイスティング
薄いオレンジ色。
還元香、セメダイン香。
旨味が感じられる。
果実感。
飲んだ日：2022-04-22
飲んだ場所：switch
価格：2,250円(公式HPで14ユーロ)
インポーター：アズマ