1999、2003、2015しかリリースしていないコンドリュー。

2015年にこのコンドリュー用のブドウの1/3が何者かに勝手に収穫され盗まれていたという。
ブドウだけ盗むとは…当然の様にギガるん激おこ!

 

ワインデータ

ワイン名:Condrieu Luminescence
生産地:France > Côtes du Rhône > Septentrional > Condrieu
生産者:E.Guigal (E・ギガル)
品種:Viognier (ヴィオニエ)
スタイル:White Wine

ワイナリー

ギガル社の創業は戦後間もない1946年のこと。その後、わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと大きく成長した。

「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティ、「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアーヌ」はギガルの名声を確固たらしめ、とりわけこのふたつのアペラシオンにおいては他に並ぶもののない、圧倒的な地位を築いている。

創業者のエティエンヌ・ギガルが14歳から奉公していたヴィダル・フルーリィ社を、2代目のマルセルが80年代に傘下に収めた後、1995年にはコート・ロティの歴史的なドメーヌである「シャトー・ダンピュイ」を入手。2001年にジャン・ルイ・グリッパとドメーヌ・ド・ヴァルーイの両ドメーヌを吸収し、サン・ジョゼフの「ヴィーニュ・ド・ロスピス」や「リュー・ディ・サン・ジョゼフ」、エルミタージュの「エクス・ヴォト」など新しいアイテムを生み出した。

さらに2006年にはドメーヌ・ド・ボンスリーヌに資本参加。こちらは独立したブランドとして醸造、販売されている。

今日、メゾンにおいてワイン造りの全権を担うのは、3代目のフィリップ。先の三つ子のコート・ロティはじつに40ヶ月もの長期にわたって新樽に寝かされるため、オーク樽の善し悪しはきわめて重要となる。その品質を確実なものとするため、2003年以来、ギガルはシャトー・ダンピュイに樽工房を設え、年間に必要となるおよそ800のオーク樽を自製しているのだ。

品質に妥協を知らないギガル。ローヌの盟主として、これからも新たな挑戦は続く。

このワインは

メゾン・ギガルの輝かしい区画の中でも、最も伝説的な区画のまさに中心で誕生した宝物です。これらの貴重なボトルは、希少であると同時に垂涎の的であり、ブドウ畑からセラーに至るまで、あらゆる段階で細心の注意が払われています。数世紀にわたるテロワールでのブドウ栽培のインスピレーションと継承を形にした、唯一の存在なのです。

ドメーヌの歴史の中で3回しか生産されていない、非常に過熟な収穫のコンドリュー「ルミネセンス」は、非常に表情豊かなワインで、味わいは丸く重みがあり、重苦しさはない。

新しいオーク樽で醸造され熟成され、完成したワインには55g / Lの残留糖分が瓶詰めされます。

テイスティング

濃厚で蜂蜜のような香りと角の取れた味わい。 南国フルーツの香りも。 甘いけど重すぎない。

飲んだ日:2016-01-27
飲んだ場所:クープドール
価格:10,000円(EU圏でハーフで70ユーロ程度)
インポーター:フィラディス

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