ロワールの「ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ」当主である新井順子氏がボージョレの畑を借りて作るヌーヴォー。
ジャン・ベレールのボージョレの前に飲みましたが、こちらの方が2~3日目で落ち着いていたので、こちらを後に飲むべきでした。
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ワインデータ
ワイン名:Le Pont du Diable Beaujolais Villages Nouveau
生産地:France > Bourgogne > Beaujolais
生産者:Dom. Joubert (Beaujolais) (ドメーヌ・ジョベール)
品種:Gamay (ガメイ)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
マルセル・ジュベール氏は4代目のワインメーカーで、現在はブルイィで最も上級の自然派ワインメーカーです。
10haのブドウ畑は、AOCボージョレ、ボージョレ・ヴィラージュ、ブルイィ、フルーリー、シリュブル&モルゴンに広がっています。
彼の祖父であるペトリュスが、ブルイィのアペラシオンを設立しました。
マルセル・ジュベール氏は、樹齢30年から100年の古いブドウの木を守ることと、自然に近い形で農業を行うことを念頭に置いて引き継ぎました。
1980年代後半からいくつかのアペラシオンで自然派ワインを生産しています。
このワインは
収穫:手摘み
樹齢:40~50年
収穫:9月20日
醸造:11日間醸し後、10月1日デキュヴェしプレス、古い木製解放桶で熟成、無濾過・無清澄
テイスティング
鮮やかな赤紫色。
ボージョレの特徴的な色合いでありながら、やや落ち着いたトーンが感じられます。
ガメイによるキャンディーのような甘い香りは抑えられ、代わりに森の土や落ち葉のような自然を感じさせる香りが広がります。
還元香が感じられますが、これは自然派ワイン特有の個性であり、独特の魅力を引き立てています。
味わいは開栓後の時間経過によって落ち着きを増し、非常にバランスの取れた印象を与えます。
果実味はやや控えめで、キャンディーのような甘さはなく、むしろフレッシュでクリーンな風味が感じられます。
土っぽい香りがそのまま味わいにも反映され、森の中を散策しているかのような自然な味わいです。
酸味は程よく、タンニンも滑らかで、全体として非常に飲みやすいワインに仕上がっています。
余韻は長くはありませんが、そのスッキリとした後味が次の一口を誘います。
このスッキリとした印象が、食事と合わせてもその魅力を損なわないバランスを保っています。
開栓後2日以降に飲んだのですが、不安定全開のバリバリの自然派還元香なので落ち着いているのか死んでいるのか難しい所です。
飲んだ日:2021-11-19
飲んだ場所:switch
価格:3,400円
インポーター:ディオニー