久しぶりに飲んだ正統派なブルゴーニュ。
もっと上のランクが飲んでみたくなる美味しさでした。
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ワインデータ
ワイン名:Bourgogne Côte d’Or Pinot Noir
生産地:France > Bourgogne
生産者:Dom. Marchand Frères (ドメーヌ・マルシャン・フレール)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
マルシャンのドメーヌは、モレ・サン・ドニで7世代にわたって続いてきました。
1983年には、ジュヴレ・シャンベルタンの中心部にある古いワイン生産者の家を購入して拡張しました。
現在の建物は18世紀に建てられたもので、オーナーが生産したワインを熟成させ、ボトルに詰めて保管していたセラーの上にあります。
マルシャンのエステートには、シャンボール・ミュジニー、モレ・サン・ドニ、ジュヴレ・シャンベルタンの各村にブドウ畑があり、シャンボールのレ・サンティエ、モレのル・クロ・デ・オルム、ジュヴレのレ・コンボットなどの1級ワインや、モレのクロ・ド・ラ・ロッシュ、ジュヴレのグリオット・シャンベルタン、シャルム・シャンベルタンなどの特級ワインがあります。
1999年、ドメーヌ・マルシャン フレールは、ドゥニ・マルシャンによって引き継がれました。
手摘みで収穫されたブドウは、ステンレスタンクで発酵させた後、オーク樽(アペラシオンによっては新樽の比率が異なる)で15~18ヶ月間熟成させます。
1813年2月24日、コート・ド・ニュイの上流に位置するルイユ・ヴェルジェの小さなワイン生産者ピエール・マルシャンは、3年前に亡くなった父親からブドウ畑を受け継いだマリー・ジャコティエと結婚し、モレ・サン・ドニに誕生しました。
1815年には、ピエールと名づけられた息子が生まれ、彼は8歳の誕生日に亡くなりました。
ピエールは、1871年に亡くなる前に、1848年に生まれた息子のフランソワをもうけており、彼が最終的にブドウ畑を引き継ぎました。
その後、フランソワの息子であるフランソワ・ジョセフ(通称ジョセフ)が亡くなり、現在のオーナーであるクロードの父であるエミリーに引き継がれました。
1983年には、ジュヴレ・シャンベルタンの中心部に位置する18世紀のワイン生産者の家も所有するようになりました。
1999年からは、クロードの次男であるデニが父の後を継いでいます。
このワインは
モレ・サン・ドニとシャンボール・ミュージニー、そしてクロ・ド・ブ―ジョの東側のジル・エ・シトーで栽培されたピノ・ノワールを手摘みで収穫。
3週間の発酵前浸漬後、ステンレス製の発酵層で3週間の醸し発酵を行う。
ワインは228Lの樽(新樽率40%)に移され10ヶ月間の樽熟成を実施。
テイスティング
薄いルビー色。
チェリー、ベリーの溌溂とした香り。
酸は程々。
フレッシュで旨味はまだないが、熟成したら上のランクはかなり美味しくなるんだろうなという印象。
このランクは新しいうちに飲んだ方が美味しそう。
飲んだ日:2021-11-06
飲んだ場所:ボジョレー村
価格:3,520円(EU圏で20ユーロ程)
インポーター:木下インターナショナル