行きつけのワインバーでワインの試飲購入会があったので仕事から帰る途中に寄ってみました。
久しぶりに飲んだスペインワイン。
公式HP価格の5ユーロ前後だったらデイリーとして結構買うのですが…
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ワインデータ
ワイン名：Mollusca Tinto
生産地：Spain > lslas Baleares > lslas Baleares > Binissalem Mallorca
生産者：Bodegas Vi Rei
品種：Manto Negre (マントネグロ), Syrah (シラー), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Merlot (メルロ), Callet (カリェット)
スタイル：Red Wine
ワイナリー
リュグマジョーは、マヨルカで最初に人口が増えた地域の一つです。
このことは、この地域に点在する数多くのタラヨや集落が証明しています。
また、ローマ人が最初にブドウの木を植えた地域の一つでもあり、設立当初から、そのワインの素晴らしさが際立っていました。
長老プリニウスは、その著書「博物誌」の中で、バレアレス諸島のワインをローマ帝国の最高のワインと比較していますが、ブドウの木の栽培が最大の効果を発揮したのは、1232年にジェームズ1世がマヨルカを征服した後でした。
しかし、19世紀にフィロキセラがヨーロッパに到来し、ヨーロッパのブドウ畑に壊滅的な打撃を与えたため、この島のワイン部門は深く長い退廃期に突入しました。
今世紀初頭、新しいブドウの木を植えたことで、リュグマジョーのワイン部門は回復し、活性化しました。
ブドウ畑の中で生まれ、ワインに情熱を注いだ先見の明のあるミゲル・パスクアルは、マヨルカで最も大きく、手入れの行き届いたブドウ畑を作りました。
そのために選ばれたのが、サ・バッサ・プラナのエステートです。
ボデガス・ヴィ・レイで作っているワインは、マヨルカの風景を反映しています。
それらは、本物で個性的なワインです。
私たちは、ワイン作りの過程で7つの重要なルールを適用しています。
最適な成熟度でブドウを収穫する。
醸造中にブドウを抽出しすぎないこと。
ストライデンシーを避けるために、発酵プロセスをコントロールする。
熟成用の樽は、木目やトースティングを考慮して適切に選択する。
樽での熟成期間を必要以上に延ばさない。
ブレンドの際には、それぞれのワインの長所を前面に押し出し、短所を補う必要があります。
常にオープンマインドで仕事をする。
畑の大部分は2012年に植えられたもので、プレムサル・ブラン、マント・ネグロ、ジロ・ロス、カレットなどの土着品種と、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、メルロー、シラー、カベルネ・ソーヴィニョン、マルヴァジアなどの重要な国際品種が合計100haで栽培されています。
ブドウ栽培は、厳しい基準に沿って、ブドウの木の剪定から収穫まで、ほとんど手作業で行われています。
この地域の気候は典型的な地中海性気候で、平均気温は17℃で、冬はやや寒く、夏は乾燥して非常に暑く、果実の成熟に最適な気候です。
海の近さは重要な影響を与えます。
降雨量は400～450mm/年、平均日射量は2,800時間/年を超えます。
土壌は石灰岩（泥灰石、ドロマイト）でできており、石灰質・粘土質の土壌となっているため、赤みや白みを帯びた色をしており、pHはわずかにアルカリ性となっています。
このような土壌特性により、水はけがよく、有機物が少なく、根が浸透しやすいことから、非常に良い条件でブドウの木を育てることができます。
このワイナリーは、地中海の景観に建築を融合させることをモットーとするマヨルカの著名な建築家、ラファエル・ムナールによって2014年に設立されました。
このワイナリーは、最新の技術を導入して高品質のワインを生産するという明確な目的を持って設立されました。
醸造工程は、低性能のプレス機と高品質のマストを用いて行われ、温度管理された発酵のためにステンレスタンクに移され、豊かなアロマと色の濃いワインが得られます。
フレンチオークの樽とドーマンで熟成させた後、ボトルでの熟成を行います。
瓶詰めの工程はすべてワイナリー内で行われ、生産サイクルを閉じ、すべての生産品には限定番号が付けられます。
このワインは
厳選されたブドウは、9月後半から10月初旬にかけて収穫。
温度管理されたステンレス・タンクで発酵させる。
テイスティング
赤紫色。
スパイス、イチゴの香り。
アジアンスパイス、赤い果実の味わい。
酸は程々で、タンニンも強くない。
飲んだ日：2021-07-11
飲んだ場所：SWITCH
価格：2,500円(公式HP5ユーロ)
インポーター：スコルニ・ワイン