ワインの師匠と会食時に出てきたヴォギュエ

美味しくてかなり沢山飲んでしまった記憶が。
数年前から値上がりが凄くて中々飲むことができなくなってきました。

ワインデータ

ワイン名:Chambolle Musigny 1er Cru Les Amoureuses
生産地:France > Bourgogne > Côte de Nuits > Chambolle Musigny
生産者:Dom. Comte Georges de Vogüé (ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red wine

ワイナリー

超有名ドメーヌですが、由緒正しいドメーヌにありがちでHPがありませんでした。

ドメーヌの歴史はジャン・モワソンが元の建物を建設した1450年までさかのぼります。
1766年にキャサリン・ブーイエがセリス・メルシロー・ド・ヴォギュエと結婚するまで、時折女性が所有しながら、このドメーヌは同じ一族が所有しています。
フランス革命の間に一族はイギリスへ亡命しましたが、ドメーヌの所有を維持することができました。
現代の歴史と現在のラベルは1925年に引き継いだコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエから始まります。

ドメーヌの最初の全盛期は1940年代、1950年代と1960年代に来ました。
敷地全体の80%を占める、伝説的なミュジニーのブドウ畑の7.25ヘクタールを所有しています。
さらに、2.75ヘクタールのボンヌ・マールと1.8ヘクタールのプルミエ・クリュ シャンボール・ミュジニーがあります。

ワイン醸造家のフランソワ・ミエと栽培責任者にエリック・ブルギニョン、ワイナリー管理者ジャン・リュック・ペパンの後援のもと、このドメーヌは問題なく稼働しており、最高のブルゴーニュのドメーヌとしてランク付けされています。
ヴォギュエでのテイスティングは、どんな訪問購入者にとってもハイライトとなっています。
テイスティングはフランソワがいない限り、誰も味わうことができません。
フランソワの模範的な言葉、形而上学的および擬人化的な比喩の混合物の中でそれぞれのヴィンテージの本質が熟成されます。

ミュジニーのブドウの平均年齢は40歳で、全て古木と分類され、最高の崇高さを持ったブルゴーニュ・ルージュです。
素晴らしい香り、豊かで熟した果物、完全にバランスがとれ、絶妙に調和のとれた最高のワインは最大50年間熟成されます。

ブドウ畑はエリック・ブルギニョンと彼のチームによって多かれ少なかれ有機的に運営されていますが、有機的証明を受けてはいません。
ギュイヨ式とコルドン式の組み合わせで、どちらの場合も低収率で剪定されています。
セラーではフランソワ・ミエがその年に合わせてテクニックを発揮させます。
グリセロールはこの段階の間に高められるので彼は発酵前の低温浸漬が好きです。
その後、発酵中の温度は32〜33度を超えません。
新樽は通常ACシャンボールで15%、特級はヴィンテージにもよりますが35%程。

このワインは

レ・ザムルーズは5.40ha(13エーカー)のプルミエ・クリュのコミューンとコート・ド・ニュイにあるシャンボール・ミュジニーの名称です。
シャンボール・ミュジニーの25のクリマの1つで、最高の土地として知られています。
シャンボール・ミュジニーの2つのグラン・クリュはボンヌ・マールとミュジニーですが、多くのワイン専門家はレ・ザムルーズをグラン・クリュと同等と見なしています。
この場所は確かにグラン・クリュの価格を持っています。

「レ・ザムルーズ」という名前は、若い恋人たちが抱き合うところから来たと考えられていますが、ジャスパー・モリスが示唆するのは、土が雨の中で厚くなってブーツにくっつくため、土壌は若い恋人たちのように離れることが無いためと言います。
ブルゴーニュの多くのブドウ畑の土壌が若い恋人のようにブーツにこびりつくので、後者はあまりありそうもない説明です。

レ・ザムルーズは坂を下って、ミュジニーの北に隣接しています。
土壌スタイルはミュジニーに似ていますが、ミュジニーよりも浅い造りです。

テイスティング

縁はしっかりとレンガ色ですが中心部は濃いルビー色。
なめし革、埃、ベリーの香り。
タンニンは滑らか。
まだまだフレッシュに感じる。

飲んだ日:2010-11
飲んだ場所:師匠屋敷
価格:50,000円(当時)
インポーター:TSC

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