以前から好きなワインのジャムシード。
ピノ・ノワールとシラーを混ぜるという、ブルゴーニュでは罰当たりなブレンドですが、これが中々美味しい。
ピノ・ノワールのエレガントさとシラーのスパイシーさがバランス良く存在しているワイン。
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ワインデータ
ワイン名:Laneway Red
生産地:Australia > Victoria
生産者:Jamsheed Wines (ジャムシード・ワインズ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール), Syrah (シラー)
スタイル:Red wine
ワイナリー
古代の書物は、ワイングラスを通して彼の王国を見通す事ができると言われていたペルシャ王のジャムシードの物語を伝えています。
新鮮なブドウの愛好家であったジャムシード王は、冬の間にブドウを瓶に入れ、それは必然的に発酵してしまい「毒」として置いておかれました。
ジャムシェード王のハーレムのうち、頻繁な片頭痛により人生を絶望した女性は、毒と言われている瓶から液体を飲む事で自殺しようとします。
彼女は自分自身が奇跡のように片頭痛から解放されていることを目の当たりにし、ジャムシード王にその喜びを伝えたところ、ジャムシード王は「毒」の壺を沢山作りそれがワインとなった。
オーストラリア西部で生まれたオーナー兼ワインメーカーであるギャリー・ミルズは文学の学士号を取得し、日本に留学して英語教師として働きました。
オーストラリアに帰国したとき、彼はクイーンズランド州の日本語を話せるツアーガイドを短期間して、マーガレット・リバーのブドウ畑で仕事を始めました。
カリフォルニアにあるリッジ・ヴィンヤードでの5週間のヴィンテージ収穫は、ワインメーカーであるポール・ドラパーの指導の下、2年間のフルタイム雇用になりました。
そこから、ギャリーはオーストラリアの様々な地域で働きました。
ジャムシードのラベルは、2003年にビクトリア州の特徴的な場所にある単一のブドウ園のシラーズと白ブドウに焦点を当てて始まりました。
このワインは
レーンウェイ レッドはホワイト同様のコンセプトで誕生した野心的キュヴェです。
ブドウはゴールバーン・ヴァレー北部産のピノノワールを60%使用。
そしてヤラ・ヴァレー産のシラーを40%ブレンド。
全体の60%を全房発酵で仕上げ、また全てマセラシオン・カルボニックを経ています。
テイスティング
チェリー、ベリー、スパイスの香り。
フレッシュ。
タンニンは程々。
ピノ・ノワールに他の品種を混ぜても美味しいとは大発見でした。
飲んだ日:2017-09-30
飲んだ場所:トミガヤテラス
価格:3,500円
インポーター:ワインダイヤモンズ