意外にしっかり飲んだ事の無かったワイナリー。
フラッグシップワインを何故自然派感で仕上げてしまうのか…
20年後にはもしかしたらかなり美味しくなっているかもしれないワインではある。
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ワインデータ
ワイン名:Muscat Bailey A Barrel aged Cuvée Ikegawa
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:シャトー酒折ワイナリー
品種:Muscat Bailey A (マスカット・ベーリーA)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
1991年5月、日本を代表するワインの産地である山梨県の甲府市を一望できる風光明媚な酒折の地に現在のワイナリーを設立しました。
グループ会社である木下インターナショナル株式会社の海外メーカーとのネットワークにより、常に海外のワイン製造技術に関する最新の情報を得て、各国から導入した設備を使用し、甲州、マスカット・ベリーAなど日本固有の葡萄品種を中心とした日本ワインを醸造しています。
また、ワイナリーでは、梅酒・柚子酒などのリキュールも製造しています。
アジアモンスーン気候の日本は決して葡萄栽培、ワイン造りに適した風土とは言えません。
しかし、先人の葡萄栽培家たちはこの気候に適した葡萄栽培方法を確立し、高品質の葡萄を産出してきました。
そんな気候風土で長きにわたり栽培し続けられてきた日本を代表する醸造用品種甲州、マスカットベリーAを中心に日々楽しめるコストパフォーマンスの高いワインを生産するとともに優秀な栽培家と協力関係を築きながら世界に発信できるプレミアムワインの品質の向上にも取り組んでいます。
『酒折』は古事記・日本書紀に記された山梨で最も古い地名。
その昔、大和朝廷に対抗する酒折朝廷があったとも言われ、ヤマトタケル伝説にまつわる古代甲斐の中心地であったと伝えられています。
また、明治初期にはワイン用の葡萄栽培がいち早く行われ、葡萄品種開発の先進地としても知られていました。
地理的には昇仙峡、恵林寺をつなぐ北バイパス沿いにあり石和温泉、武田神社、善光寺もすぐ近くにあります。
また、江戸時代以前から甲斐の国にあった9つの古道「甲斐九筋」の起点だといわれています。
ワイナリーのエントランスには、古事記のヤマトタケル物語を表したステンドグラスが飾られています。
古代史の英雄、ヤマトタケルノミコトが東征の帰途、甲斐の国・酒折宮で野営なされたとき、 旅情を慰め「新治筑波を過ぎて幾夜寝つる」と歌で旅程をお尋ねになったが、誰もお答えできませんでした。
その時お傍で火を炊いていた老翁が「かがなべてよには九夜ひには十日を」と[かひ(甲斐)] の文字を折り込んで当意即妙に歌でお答えしたので、 ミコトは大層その老翁をお誉めになり東の国の国造になされた、という話の情景を絵に現したものです。
また、この2人で1首の和歌を詠んだという伝説が、後に連歌の発祥となったとも言われています。(※諸説あります)
このワインは
カリスマ栽培家・池川仁氏が作り出す滋味溢れるマスカットベリーAだけを使った極上の赤ワイン
エレガントな風味と凝縮された果実味、力強さを兼ね備えた1本
シャトー酒折のフラッグシップワイン
ベリーAが苦手だけれどこれは好き!という方、続出です!
テイスティング
ルビー色。
やや自然派の還元香。
味わいもやや自然派で、バレルの意味は…
いや、無かったらもっと自然派な味わいなのかも。
好みではなかった。
飲んだ日:2023-05-26
飲んだ場所:蔵出しワインバー2023
価格:3,740円