新樽使用という事で、日本ワインの樽熟成にありがちな超厚化粧の味わいかと思いきや、あまり樽感が無かった。

むしろシャルドネ感も無く、今後に期待。

 

 

ワインデータ

ワイン名:C’est si bon Oak Chardonnay
生産地:Japan > Toyama
生産者:Dom. Beau (ドメーヌボー (トレボー株式会社))
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine

ワイナリー

トレボー(株式会社)は富山県南砺市立野原西(コート・ドール)でワイナリー「Domaine Beau」を運営しています。
私たちのワインに対する哲学と芸術をカタチにして皆様にお届けします。

「Domaine Beau」は「美しいワイナリー」を意味します。
美しいというのはバランスが良いということでもあり、真実とか善を表します。
美しい味は美味しいになり、人は美人になります。

言葉も行為も美しいことは大切で、周りの人を和ませ心を豊かにさせてくれます。
私たちドメーヌボーは、できる限り自然のままでブドウ作りをしています。
自然の中に住む生き物や微生物の声を聴き、対話しながら健全で美しい畑を作ります。

ブドウ作りやワイン造りを「私たちは科学します」
自然と共生しながら、IoT、IcT、AI、5G、ブドウファーモなどの先端技術を導入して、良質なブドウを育てていきます。

土壌は全体的に粘土質です。雨も多いですが、それも美味しいワインを造るのに多分良い影響をもたらしてくれるはずです。

テロワールとして最良と言えるかどうかは分かりませんが、私はこの土地に深い愛着を持っていますので、他の土地を求めることは考えていません。
自分の女房は他のだれが何を言おうと世界一だというのと同じようにこの土地は私にとって世界一の土地です。
ただ、私は、ブドウ造りを減農薬(リュット・レゾネ)で進めます。
そして、農業とワイン造りを科学します。

2020年現在 畑12haに27,000本のぶどうの樹が植えてあります。
2021年春には15haの畑に34,500本のブドウの木が植えられています。
そして、2022年の春には、18haの畑に42,500本の元気満々のブドウの木が植えられます。
100年先200年先まで続く美しいワイナリーを残していきます。

どんなワインを造りたいかと言いますと、与えられた環境を生かして最高にバランスの良い美しいワインを造りたいのです。
そして、また飲みたいと思ってもらえるような余韻の長い魅力を持ったワインを目指しているのです。
私は若い頃、ワインショップのオーナーをしていた時に痺れるようなおいしいワインを飲みました。
その日を境に、本物のワイン、本当に美味しいワインしか売らないと決めました。
今回、ワインを造る側になりましたが気持ちは変わりません。
本当に美しい価値のあるワインを造って皆様にお届けしたいのです。

機器は全てイタリア製です。
ドメーヌ・ボーの醸造長は10年余り酒蔵で酒造りを務めた者が担っています。
ワイン業界で元酒蔵出身者が仕事をするのは珍しいですね。
それに、老舗のワイナリーで5年間日本ワインの醸造にかかわったものがサポートし、元酒蔵の蔵人が2名きびきびと働いています。
タンクはクロアチアから輸入しました。
彼の国から船積みして出した後、イタリアはコロナ禍に巻き込まれました。
少し遅れたりしたらワイナリーは開設できないところでした。
私たちは、運が強いです。
さて、機器のクオリティーは完璧です。
かならず、皆さんの期待を超えるワインに仕立てます。

このワインは

新樽にて短期間樽熟成。

テイスティング

美しい淡い黄金色。
香りはフレッシュで、控えめな印象。
レモンや青リンゴの爽やかな柑橘系の香りがまず感じられます。
次に樽による柔らかで丸みのある香りが加わり、全体にバランスの取れたアロマを楽しむことができます。
味わいは控えめな酸味が特徴で、非常に滑らかです。
シャルドネ特有の柑橘系の風味は控えめながらも、樽によるボリューム感が口中に広がります。
フレッシュな果実味と樽の風味が調和し、全体としてバランスの取れた味わいを提供します。
飲み始めから終わりまで、一貫して滑らかで心地よい口当たりが続きます。
後味には、清涼感とほんのりとした甘みが残り、短いながらも印象的な余韻を楽しむことができます。

ブドウの木自体がまだ若いのか、全体的に凝縮感が無く、まだ始まったばかりというイメージを受けました。

飲んだ日:2022-12-29
飲んだ場所:switch
価格:2,700円

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