飲んだワイン ジョバル・ファミリー/イン・ドリームス2016 7点
オセアニアで大成功しているワイングループ傘下のワイナリー。
多分初めて飲んだと思われる。

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ワインデータ
ワイン名:In Dreams
生産地:Australia > Victoria
生産者:Joval Family Wines(ジョバル・ファミリー)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine
ワインデータ
私たちのワイナリーは、美しいヤラ・バレーの中心、ヒールズビルに位置しています。
緩やかに傾斜した北西向きのブドウ畑24エーカーに囲まれたこの場所は、小規模で高品質なワイン造りに理想的な環境です。
小型の開放型発酵槽や、ワイン熟成のための樽貯蔵庫も備えています。
ブドウは、ミネラル感と活気ある味わいをもたらす冷涼気候のアッパー・ヤラの畑から、そしてより豊かでフルーティーなキャラクターをもたらす、やや温暖な谷底の畑から少量を選んでいます。
私たちが大切にしているのは、果実の純度とバランスです。
私たちのワインメーカー
アンソニーはニューサウスウェールズ州ウロンゴン出身。
チャールズ・スタート大学での学業を終えた後、自然な流れでハンター・バレーへと向かい、ワイン造りのキャリアをスタートさせました。
2002年にはマウント・プレザントで初めて本格的なヴィンテージを経験します。
その数年後、ヤラ・バレーでのヴィンテージの機会を得て、冷涼気候のワイン造りへの情熱を追求することに。
そこから17年が経ち、現在ではヤラ・バレーを自らのホームと呼ぶまでになりました。
これまでにジャイアント・ステップス、マック・フォーブス、メッドハーストといった名だたる生産者のもとで経験を積み、さらにブルゴーニュ、ピエモンテ、バーデンでもヴィンテージを経験しています。
私たちのワインラベル
ラベルデザインはグラフィックデザイナーのキム・セネカルによるものです。
リノカットから着想を得た彼女のイラストスタイルは、有機的で素朴な趣を持ちます。
未加工のような筆致が動きを生み出し、アートワークに生命を吹き込み、夢の一瞬を切り取ったかのような感覚を与えます。
このデザインは、アッパー・ヤラのブドウ畑を取り巻く風景からインスピレーションを得ており、ワインの本質と、ワイン造りの過程における自然の役割を表現したものです。
このワインは
In Dreams Pinot Noirのブドウは、ヤラ・バレーの中でも多様なエリアから厳選されています。
冷涼で高地に位置するアッパー・ヤラのセビル・イーストと、地域の最北西部にあるセント・アンドリューズの畑からのブドウに加え、谷底に広がるコールドストリームとヤラ・グレンの畑の果実がブレンドされています。
標高は海抜130メートルから240メートルの範囲で、土壌は赤い火山性ロームと、泥岩の上に広がる灰色の粘土ロームの両方が含まれます。
使用しているクローンは、アベル、MV6、114、115です。
醸造においては、ブドウのほとんどを除梗し、ごく少量(5%)のみを全房のまま発酵槽に投入します。
主に全粒のままの果実を開放型発酵槽で平均12日間発酵させ、その後フレンチオーク樽(新樽15%)で熟成させます。
テイスティング
鮮やかで澄んだルビー・レッドがグラスの中で輝き、エネルギーと生命力を感じさせます。
香りは、まさに多層的なアロマの調和です。
熟したレッドチェリーや野生のイチゴの華やかさに、ラズベリーやレッドカラントの爽やかさが重なります。
さらに、スパイスのニュアンスとしてホワイトペッパーやシナモン、ハーブのような繊細な要素が顔を覗かせ、軽やかな茎やブランブルの香りが大地の気配を添えます。
バニラやキャラメル、レザー、オークの豊かさが奥行きを与え、まるで香りの中に旅をしているかのような複雑さを楽しめます。
口に含むとフレッシュで生き生きとした赤い果実が広がり、全房発酵由来のキャンディのような甘やかさと、しなやかなタンニンが見事に調和。
コーヒーの粉を思わせる繊細なテクスチャーが舌の上を滑り、ミネラル感とオークのニュアンスがワインに構造と深みを与えます。
ミディアムボディながらエネルギッシュでバランスが良く、後味はドライで引き締まっていながらも甘美な余韻を伴います。
飲んだ日:2018-05-18
飲んだ場所:PINOT PALOOZA Tokyo 2018
価格:公式HPで35ドル
インポーター:なし