飲んだワイン ドメーヌ・ナカジマ (モンヴィニョーブル)/ペティアン・ナチュール・ロゼ2020 6点

最終更新日

2020年12月1日より個人事業から株式会社モンヴィニョーブルに名前が変わったそうです。

HPには非常に詳細なデータなどが載っています。
還元香強すぎ。

 

ワインデータ

ワイン名:Petillant Nature Rosé
生産地:Japan > Nagano
生産者:Dom. Nakajima (MonVignoble) (ドメーヌ・ナカジマ (モンヴィニョーブル))
品種:Kyoho (巨峰)
スタイル:Sparkling Wine(Rose)

ワイナリー

中島豊が初めてワインを造りたいと思ったのは、晴れた5月のサンテミリオン、葡萄の丘を 一人で散歩したときでした。
こんな気持ちのいい葡萄畑で一生を送れたらな。訪問するワイナリはどこも家族経営で小さく、しかし歴史は古く、自分達のワインには皆自信を持っていました。
昼12時になると一般の訪問客を帰して2時間ゆっくりと家族や友人と手作りのお昼を食べワインを飲んでいました。
ワインがつくる理想の世界でした。
ドメーヌ中島は、葡萄畑のある田舎の風景を守り、小さな家族経営ワイナリとして、美味しいワインの好きな皆様へ自信を持って届けられるワインを造り続けることを目指します。

このワインは

ドメーヌナカジマのある⻑野県東御市は昔から巨峰の名産地。
その巨峰を使って出来るだけ美味しいワインを造りたいと考えこの微発泡のにごりロゼワインを造りました。
特徴
・影干による味わいの厚みと甘い香り
・にごりの旨味
・冷涼な東御市らしい酸味
・一年を通して変化する味わい
・亜硫酸無添加らしい柔らかさ

テイスティング

まず目を引くのは、輝きのある濃いめのサーモンピンク。
光にかざすと、ほんのりとオレンジがかったニュアンスも感じられ、視覚的にも華やかな印象を与えてくれます。
その色合いは、ロゼワインとしての個性と上品さを兼ね備え、これから広がる香りや味わいへの期待を高めてくれます。
香りは多層的で、時間とともに大きく変化しながら魅力を放ちます。
抜栓直後には酵母由来の強めのナチュラルな香りが立ち上り、時間の経過とともに、アセロラやラズベリー、りんご、ピンクグレープフルーツといった赤系果実や柑橘のフレッシュでジューシーなアロマが花開いていきます。
また、木苺や綿飴のような甘やかなニュアンスに加え、ほんのりと乳酸や発酵由来の香ばしさも感じられ、個性的でありながら調和のとれた香りの構成。
ワインの温度がゆっくりと上がるにつれ、より果実の甘さと華やかさが前面に現れ、印象が一層洗練されていきます。
口に含むと、微細な泡がやさしく舌を包み込み、爽やかな口当たりが心地よく広がります。
ピンクグレープフルーツや青りんごのようなシャープで清々しい果実味が主体となり、そこに巨峰のような豊かでジューシーな旨味が奥行きを添えています。
甘味は控えめで、ややしっかりとした酸が全体を引き締め、スマートで洗練されたスタイルに。
余韻にはほんのりと優しい苦味が現れ、心地よいキレを感じさせながらすっきりとフィニッシュします。

還元香強く酸しっかりのいかにもなナチュール。

飲んだ日:2024-11-01
飲んだ場所:オアシス
価格:1,800円

wineninja

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