飲んだワイン ペイザナ農事組合法人 中原ワイナリー/ドメーヌ・ポンコツ ジャロピー2022 7点

ジャロピーとは「ぽんこつ車」という意味だそうです。
山梨県外ではあまり手に入りにくいワインらしい。
写真がブレブレ…
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ワインデータ
ワイン名:Jalopy
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:Dom. Ponkotsu (ペイザナ農事組合法人 中原ワイナリー) (ドメーヌ・ポンコツ)
品種:Delaware (デラウェア), Chenin blanc(シュナンブラン)
スタイル:White Wine
ワイナリー
山梨市・甲州市・笛吹市・甲府市・北杜市を拠点に、農地を継承・活用し、農業従事者の雇用や育成を促進することを目的に活動するペイザナ農事組合法人よって設立された共同醸造所。
2022年現在、こちらのワイナリーで醸造を行っているドメーヌは、小山田幸紀氏による『ドメーヌ・オヤマダ』、松岡数人氏による『ドメーヌ・ポンコツ』、吉田裕一氏による『パパプル』の3つです。
このワインは
山梨峡東ブレンド
テイスティング
柔らかで気品のある琥珀色が広がり、美しく輝きます。
澄んだ透明感を持ちながらも、しっかりとした存在感があり、まるで夕陽に照らされたオレンジゴールドのような奥深い色調。
オレンジワインならではの温かみのある色合いが、これから広がる芳醇な香りと味わいへの期待を高めます。
香りの第一印象は、華やかで心地よいジャスミンディーのフローラルなニュアンス。
続いて、白桃や杏のジューシーな果実の香りが優しく広がります。
さらに、アップルミントやレモングラスの爽やかなハーブの要素がアクセントを加え、繊細で奥行きのあるアロマを演出します。
紅茶のような落ち着きのある香りや、ほんのりスモーキーなニュアンスも感じられ、ワインの複雑さと深みを引き立てています。
そして、時間とともに蜂蜜やジャムのような甘やかで魅力的な香りが顔をのぞかせ、つい何度も香りを楽しみたくなるような魅力を持っています。
口に含むと、まず感じるのはジューシーで果実味豊かな味わい。
杏や白桃の優しい甘みが広がり、まろやかな舌触りが心地よい印象を与えます。
爽やかなハーブのニュアンスがバランスを整え、レモングラスやアップルミントのようなフレッシュさが絶妙なアクセントに。
紅茶を思わせる繊細なタンニンがほんのり感じられ、ワイン全体に優雅なストラクチャーをもたらしています。
余韻には、蝋梅のようなふくよかで温かみのある香りとともに、ほのかなスモーキーさが続き、味わいに奥行きを与えています。
バランスの取れた酸味とまろやかさが絶妙に調和し、一口ごとに新たな表情を見せる、魅力あふれるオレンジワイン。
飲んだ日:2024-12-14
飲んだ場所:オアシス
価格:1,980円