初めて飲んだ作り手の甘口ワイン。
甘いだけではなく厚みのある味わい。
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ワインデータ
ワイン名：The Message
生産地：Japan > Hokkaido
生産者：Viña de oro bodega (ヴィニャ・デ・オロ・ボデガ)
品種：Niagara (ナイアガラ), Riesling (リースリング)
スタイル：White Wine
ワイナリー
自社が在る北海道余市郡仁木町は昨年末に内閣府からの認証を受けワイン特区の町となり、小規模なワイン生産者にとっては追い風となりました。
これを受け独立3年目の今年、自社畑のぶどうも収穫期を迎え、念願の”ワイン造り”に向けて動き始めました。
冬にはマイブランドの初ワインがお披露目出来るかもしれません。
今後は生産量や耕作面積に対しても背伸びせず、身の丈に合った正直なワイン造りを目指していこうと考えております。
皆さんに実際に来て見て感じて欲しいという願いも込めて、隣のワイナリー事業者であり設計士でもある若井 和典氏に設計依頼し、醸造所のデザインにも拘りました。
ワイン造りは一年に一回。
それでもこの歳でスタートを切れた事に感謝し、残り数十回のワイン造りに対して真摯に向き合っていこうと思います。
金田農en
金田農en は北海道余市郡仁木町の葡萄園です。
金田農enは沢山のエンに恵まれますようにと願いを込めenという名にしました。
自社ぶどう畑が在ります北海道余市郡仁木町旭台というエリアは仁木町の中でも字の如く1番に朝陽を浴びるエリアです。
金田農enのぶどう畑は、敷地内でも向きや斜度が違う畑が点在しております。
南東、真南、南西を向くそれぞれの畑には現在約2,500本程のぶどうが植えられております。
来年以降も増植予定なので是非体験しに足をお運び下さい。
このワインは
ナイアガラ(仁木町産)
リースリング(自社畑)
昨年の天候の良さ故に、食用葡萄のナイアガラにとっては糖度が上がり過ぎ酸が抜け、締まりのない葡萄がやってきました。
それならばとThe dayとは別ジャンルとして、デザートワインを醸造。
元々デザートワインは、醸造用葡萄の収穫を遅らせて(レイトハーベスト)水分量を減らし糖度を極限まで上げてから造られます。
高糖度(30度超え)の葡萄から造られる為アルコール発酵を経てハイアルコールとなります。
ナイアガラは元々14度前後の葡萄の為、昨年好天により熟れたと言っても20度前後。
ハイアルコールとまではいきませんが、アルコール度数11%の割に奥深くこってりとした甘味が特徴的な仕上がりになり、締めの一杯に持ってこいのワインとなりました。
シェリーグラスなどの小さめのグラスでチビチビと飲んでいただきたいです。
氷を入れてロックスタイルで飲むのもお勧めです。
“The Message/Dr.Dre feat.Mary J.Blige&Rell”
是非聴きながらどうぞ。
テイスティング
日本ワインではあまり多くない甘口ワイン。
甘ったるさはしつこくなく、厚みがある。
寝る前にゆっくりと飲みたいワイン。
ワインの色は美しいル黄金色で、明るさと深みが調和しています。
香りにはナイアガラらしい瑞々しいブドウの果実の甘さやリースリングらしい白い花やライチの香りが感じられ、豊かなアロマが鼻をくすぐります。
味わいは甘口ワインらしい厚みがあり、口に広がる甘さが心地よく、しつこさを感じさせず、喉を通るときの滑らかさが特徴です。
寝る前に少し飲むと、心身をリラックスさせることができそうです。
飲んだ日：2024-02-16
飲んだ場所：kitchen maroyaka waltz
価格：1,650円(375mLのみ)