2018年5月に開催され非常に好評だったからか、各インポーターの思惑も色々ありそうなロゼの会が開催。
海外ではロゼが赤白泡を追い越して非常に流行しているそうですが、日本ではロゼは確かに消費量がうなぎ上りに多くなっているようには感じません。
周りの女性に好きなワインを聞いてもロゼと答える方は皆無です。
大手モトックスではロゼ売り隊がいたりと、海外のロゼ市場のうなぎ登りぶりに追いつこうとしているようです。
会場は秋葉原。
最初に正面にあったダミアン・ウーゴをチョイス。
始まりは泡が欲しくなります。
わかりやすいフランスシャンパン。
次にR46というのを飲んでみました。
香りがシャンパンぽくて中々だなと思ったら、次に開けたてを飲んだ時には還元香が強く、好みではなくなっていました。ロゼは酸がある程度あるものが多く、写真は撮り忘れましたが途中で飲んだタスマニアのやや微発泡のデザートワインがことのほか美味しく感じられた。今回はピノパルーザと違ってフードがシャンパン風味のポテトチップスしかなかったのが残念。
ちゃんと300円課金して購入しましたが。
鳥のエチケットで有名なローガン・ワインズの娘さんの名前がついたシリーズは完全に自然派ワインになっており、私の好みではなかったです。
自然派に寄せ過ぎて香りが…
イタリアのフェルゲッティーナはロゼになっても安定の美味しさ。
お値段もそこそこしますが、これが一番安心して飲めました。
泡の細かさ、酸が上手にあり、上品です。
ドメーヌ・シャンドンはシャンドンでカクテルを作ろうという野心的な提案。
その場で色々と作ってくれておりました。
女子には大人気。
いわゆるシャンドン萌えですね。
MCCという南アフリカのロゼですが、色合いは濃い白ワイン。
作り手本人がロゼと言い張ればロゼだそうです。
かなり還元香が強く、全く好みではなかった。
還元香が強すぎると次に試飲する時にグラスに香りが残ってしまい、正確な香りの判断ができなくなります。
面白かったのはボルトリ/ジャンピエールのスクリューキャップスパークリング。
キャップを改造し二酸化炭素が逃げない構造になっており、シャンパンストッパーが要らない便利仕様。
ミラヴァルはアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが破局したのですが、子供の為にまだ共同で保有しているそうです。
和泉屋の12,600円くらいするアルス・ヘリピンス・ロザート2016は還元香がとにかくキツく、味も還元香に引っ張られてこの値段では買わないなあと思いました。
抜栓して2日後以降に飲んでみたい。
しかしながら自然派を愛する方には大好評だったようで、味覚と趣向の多様性を感じます。
そのうち自分も慣れてきたら美味しく感じるようになるのかもしれません。
DRCもルロワも言うなれば自然派ですからね。
全体的にピノパルーザよりも小規模で、フードと共にもうちょっと種類が欲しいかなとも思いました。
当日の資料