自分の基準とあまりにも色々合わない仏男(フレンチマン)でした。
流行っているのかもしれませんが、もう少しサービスというものがあれば更に素敵なお店になるとは思うのですが…
京都では未だに一見さんに対してこういう対応が普通なのか、謎は深まるばかりです。
お店に入っても「いらっしゃいませ」の言葉もなく、ヤバイところに来たと頭の中で警鐘が。
全く歓迎されていないのが伝わります。
お飲み物は?とかオススメとか説明とか全く無しで着席させて放置。
飲み物さえ聞かないとは…
カウンターに案内されたのですが、キッチンがすぐ見える距離感で何の伺いもなし。
みんな棒立ちです。
主人の命令を待つアンデットかゴーレムの様です。
フレンチマンって名前の店でしたがグラスシャンパン無し。
シャンパンはお値段高くなるのはわかりますが、店名とかけ離れた残念ワインの数々。
フランスのグラスワインは2種類。
後は居酒屋クラスでも飲めるようなものばかり。
仕方ないので泡を貰いましたが「スパークリングです」としか言わず、そのワインが何なのか、どこの国のものなのかも分からず。
ローストビーフが美味しいと口コミにありましたが、実際は細切れの半分くらい脂の端っこを使ったようなローストビーフに激甘のビーフシチュー味のタレをたっぷり。
そして全くそのソースに合わないピンクペッパー。
ふるさと納税で「訳ありローストビーフの切れ端(激安)」を頼んだ時に同じ様なローストビーフだったのを思い出しました。
バゲットはバゲットと言う名の普通のパン。
バゲットの命とも言える気泡が全くありません。
サービスを始め所々で手を抜きまくって客をお舐めになられているのがとてもよく伝わりました。
キッチンを囲むようにスタッフ四人居ましたが誰も接客せずで、このフォーメーションは一体何なのか、動いたら何かの封印でも解けるのかと疑問。
魔王か?伝説の魔王がその下に封印されているんだな?
じゃあ動かないのも仕方がないか…
遠巻きに居てスタッフ同士で話してばかり。
そして2日前に予約が必要という、ウニいくらの冷製パスタは横のグループが普通に「あ、これ食べたーい」と新規オーダーしておりました。
要予約は希少価値を出すだけのものなのですね。
今時ホスピタリティが全く感じられないお店で、ある意味衝撃でした。
このお店は
仏男(フレンチマン)
個室:なし
グラス:無銘
予算:5,000円
オススメ度:0点
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