新しく出た限定版のエビス。

今年はホップ感が強く、苦みしっかり。

 

ビールデータ

ビール名:ヱビス ホップテロワール2022
生産地:日本 東京都渋谷区
生産者:サッポロビール株式会社
アルコール:5.5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:ハラタウトラディション
タイプ:ラガー
価格:250円(550mL)

ブリュワリー

1887年サッポロビールの前身「日本麦酒醸造会社」設立。
1889年目黒村三田(現在の東京都目黒区三田)に、レンガ造り3階建てのモダンな醸造場が完成。
当時、周囲には田園風景が広がっており、日本鉄道(現JR山手線)の列車が走行していた。
1980年第3回内国勧業博覧会で「恵比寿ビール」は最良好の評価を受ける。
1892年のちにビール王と称される馬越恭平が社長になってから、「恵比寿ビール」は急速に成長。
馬越は宣伝を重視し、その先頭に立って尽力した。
ハッピ姿で初荷を仕立て、正月の名物行事に仕立て上げるなど、馬越の活躍により「恵比寿ビール」が東京を代表するビールとなった。
1893年「日本麦酒株式会社」に社名変更。
この頃、恵比寿ビールの偽商標現れ告訴。
1894年恵比寿ビール発売。
1895年日清戦争の好景気で「恵比寿ビール」の売れ行きが増加。
資本金を増やし、工場拡大のため、用地買収に乗り出す。
のちに、目黒村と渋谷村(現渋谷区恵比寿)に合計3万坪強の土地を所有。
1899年新橋際(現銀座8丁目)に「恵比寿ビヤホール」を開設。
1900年「恵比寿ビール」、パリ万博で金賞を受賞。
1901年「恵比寿停車場」という恵比寿の名が付いた停車場ができる。
最初は、貨物専用駅として「恵比寿ビール」をここから各地へと出荷。1906年に旅客の取り扱いを開始し、一般の人が恵比寿駅を利用し始めた。
1904年「恵比寿ビール」米国セントルイス万博にてグランプリ受賞。
1906年日本麦酒、札幌麦酒、大阪麦酒3社が合併、「大日本麦酒株式会社」創立。
1908年今後のビール需要を狙い、目黒工場、大規模な拡張工事を実施。
1923年関東大震災、目黒工場の被害は軽微で済んだ。
1943年ビールが配給品となり、ビールの全商標は一旦名を消す。
1945年東京大空襲で目黒工場罹災。仕込設備などに被害が及ぶ。
1946年目黒工場、製造再開。
1949年大日本麦酒株式会社が分割され、「日本麦酒株式会社」設立。
1964年「サッポロビール株式会社」に社名変更。
1971年目黒工場を恵比寿工場と改称する。
1985年「ビヤステーション恵比寿」誕生。
中でヱビスが飲める青いビヤ列車が人気に。
1994年恵比寿工場跡地に恵比寿ガーデンプレイス、オープン。

このビールは

ヱビスブランドは「Color Your Time! YEBISU ビールの楽しさ、もっと多彩に。」のブランドコンセプトのもと、ビール時間の楽しさをお客様にお届けする取り組みを展開しています。
本商品は、昨年11月に第1弾を発売し、大変ご好評をいただきました。
今回発売する第2弾は、チェコ・ボヘミヤ地方の最古の街のひとつ「ジャテツ」で採れた、香り・苦味ともに最高級と称されているホップを100%使用した、シングルホップ(注2)のおいしさと物語を楽しむヱビスです。

チェコは、日本で広く親しまれるピルスナータイプのビール発祥の地であり、当時の神聖ローマ皇帝であったカール4世はジャテツのホップを愛し、その苗の持ち出しを禁止したとも言われています。
数百年もの間守られてきたジャテツのホップは、1970年頃からウィルスにより品質低下の危機に直面しましたが、サッポロビールの技術指導により再び品質を取り戻したというほど、当社とのゆかりも深い地域です。
ジャテツで採れたファインアロマホップを贅沢に100%使用し、2回に分けて添加することにより、華やかな香りと苦み、そして芳醇な味わいに仕上げました。

パッケージは、ジャテツのホップ畑をイメージし、まるで畑の中を歩いているかのようなデザインとしました。
裏面には、畑のテロワールやホップの物語を楽しんでいただけるような演出を施しています。
また、缶体側面と6缶パックのパッケージに表記している二次元コードを、インターネットに接続できるデバイス(注3)で読み取ると、ジャテツのホップ畑や街並みをお楽しみいただけます。

最高級と称されるチェコ・ジャテツ産のファインアロマホップのおいしさと、千年以上受け継がれてきた畑の物語を、特別なひと時にお楽しみください。

当社は130 年を超える歴史を持つヱビスだからこそできる、ビールの多様なおいしさと楽しみ方を継続してお客様にお届けしていきます。
(注1)「TAPS BY YEBISU」ニュースリリース:https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000015264/
(注2)単一品種 (今回はチェコ・ジャテツ産のファインアロマホップを100%使用)。
(注3)フィーチャーフォンは対象外となります。

テイスティング

黄金色。
苦味を想起させるホップの香りしっかり。
苦味しっかりの味わい。
余韻は短めで後味はすっきり。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!