分かりやすいミルキーなヘイジーIPA。

アメリカの様な余韻の長さはない。

 

ビアデータ

ビール名:NIGHT WATCH PROJECT VIRTUAL REALITY TDH WEST COAST IPA
生産地:日本 山梨県
生産者:FAR YEAST BREWING
アルコール:7%
IBU(苦さ 平均15~20):27
モルト:
ホップ:CRYO citra
タイプ:ウエストコーストIPA
価格:658円

ブリュワリー

ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。

1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。

このビールは

「NIGHT WATCH PROJECT」は、ビール醸造家、ファッション、グラフィック、建築デザイナーなど、クラフトビールを愛する各分野のプロフェッショナルが集まり、2019年末に始動したプロジェクトです。
「クラフトビール×創造×エンターテイメント」をコンセプトに、「Hotcake Hazy IPA」「DAB CBD Hazy IPA」「Cherry Tart Milkshake IPA」といった、独創性のあるエッジの効いたプロダクトを続々リリースしてきましたが、今期はさらに好奇心旺盛なビアギークたちに驚きとワクワクをもたらすプロダクトをお届けしていきます。

第11弾となる今作は、近年改めて人気となっている王道West Coast IPAをNIGHT WATH PROJECT流に、今のトレンドに合わせて再構築したレシピで挑んでいます。
カスケード、アイダホ7、センテニアル、そしてYakima chief Hops®が開発したホッププロダクトCryo Pops®をふんだんに使用したベースビールに、ドライホップを大幅に増量したDDH(ダブルドライホッピング)/TDH(トリプルドライホッピング)製法を施した、2種類のビールに仕上げました。
当社の新定番ビール「Hop Frontier」で得られた、香りを最大限に引き出す知見や最新のレシピを活かし、ホップ選定や投入タイミングを追求し、ホップ由来の柑橘アロマを倍増させつつ苦みを抑えながら、“Far Yeastらしい”スムースな口あたりとドライな飲み口がお楽しみいただけます。苦すぎるビールが苦手な方、逆に甘ったるいビールが苦手な方どちらにもおすすめのプロダクトです。

TDHバージョンは、DDHバージョンにさらにCRYO citraを投入。
オレンジ様の香りが爆発します。

テイスティング

濁り黄土色。
柑橘系のクリーミーな香り。
典型的なヘイジーIPA。
ミルキーな味わい。

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