東京都本土唯一の村である檜原村の環境保全のための啓発活動「BACK TO RIVER」プロジェクトを立ち上げたトレイルヘッズ株式会社とのコラボビール。

濁りアメリカンペールエール。

 

ビアデータ

ビール名:BACK TO RIVER
生産地:日本 山梨県
生産者:FAR YEAST
アルコール:4.5%
IBU(苦さ 平均15~20):20
モルト:
ホップ:Commet, Centennial, Idaho7, Cryo Mosaic, Citra
タイプ:アメリカンペールエール
価格:660円

ブリュワリー

ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。

1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。

このビールは

5種類のホップの投入タイミングを調整しながら、オレンジや花、そして大自然に調和するハーバル&ウッディなアロマを纏わせました。
山の空気や香りに調和する香りと、アルコール度数4.5%という軽やかなボディで、大自然の開放感のなかで飲むのにぴったりなビールに仕上げました。

「BACK TO RIVER」プロジェクトは、檜原村の産廃焼却場建設問題を東京都民全体に周知することを目的とした団体『サンクスヒノハラ』と共同で立ち上げました。
昨年から本プロジェクトを通して反対署名やイベント開催などを実施。また檜原村でも多くの村民や事業者がアクションを起こしたことを受けて、今年4月に産廃焼却場の申請は一旦取り下げとなりました。
さらには、檜原村の行政が、今後同様の開発計画を阻止する条例制定に向けて動き出すなど、豊かな自然環境を守るための新たな流れが生まれています。
私たちトレイルヘッズは、檜原村の産廃焼却場建設問題に関わった全ての関係者や協力者、支援者に感謝を捧げ、より多くの方々に川の環境に目を向けていただき、今後も秋川と檜原村の自然環境が守られることを願って、このオリジナルビールを手にとって下さった皆様と乾杯したいと考えています。
また引き続き、日本各地の源流部を守るために必要なアクションを行っていく予定です。
『BACK TO RIVER』ビールは、本活動の共感者を増やし、活動を広めていくことを目的に作られました。

多摩川の源流域に醸造所を構えるFar Yeast Brewingによる”アウトドアで飲みたいビール”
今回コラボレーションしたブルワリーは、秋川と同じ水系でつながる多摩川の源流域、山梨県小菅村に醸造所を構えるFar Yeast Brewing株式会社です。
「BACK TO RIVER」プロジェクトの趣旨に賛同いただき、今回のコラボレーションが実現しました。
山深い場所で働く、アウトドアが好きな同社のブルワーたちが、思い思いの好きな場所で楽しめるビールを造りたい! という思いから立ち上げられた、Far Yeast Brewing初の“アウトドア専用ビール”シリーズの中から、新商品である『noon moon』の特別ラベルのビールとして『BACK TO RIVER』が生まれました。
Commet, Centennial, Idaho7, Cryo Mosaic, Citraという5種類のホップの投入タイミングをそれぞれ調整しながら、オレンジや花、そして大自然に調和するハーバル&ウッディなアロマを纏います。
キャンプでのチルタイムや山でのアクティビティなど、様々なアウトドアシーンを邪魔しないアルコール度数4.5%という軽快なボディ、山の空気や香りに調和するアロマフレーバーが、大自然の開放感の中で楽しむBeer Timeをより心地よいものにしてくれます。

テイスティング

濁り黄金色。
サッパリとした柑橘の香り。
ミルキーな味わいが少し。
苦味はしっかり。

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