華麗なる合併吸収劇を繰り広げているモルソン社のビール。

海外の任務から帰ってきた忍者からのお土産。
海外で飲むバドワイザー系の味わいですね。

 

ビアデータ

ビール名:CANADIAN
生産地:カナダ
生産者:MOLSON
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:ラガー
価格:150円
インポーター:

ブルワリー

2004年7月22日、アドルフ・クアーズ社とモルソン社は、合併の計画を発表しました。
合併は2005年2月9日に完了し、合併後の会社名はモルソン・クアーズ醸造会社となった。
この合併は、モルソン醸造所とクアーズ醸造所のブランドと醸造事業を含むもので、モルソン醸造所は、1786年にカナダのモントリオールでジョン・モルソンによって始められました。
クアーズは、1873年にアドルフ・クアーズがアメリカのコロラド州ゴールデンで創業。
モルソン・クアーズは2005年4月22日にクリーモア・スプリングス・ブルワリーを買収。
ブラジルにおけるモルソン・クアーズの事業は、2006年にメキシコのグループFEMSAに売却され、FEMSAのビール事業は2010年にハイネケン・インターナショナルに買収。

2007年10月9日、SABミラー社とモルソン・クアーズ社は、米国での醸造・販売事業をミラーズ・クアーズ社とする合弁会社設立を発表しました。
SABミラー社が58%、モルソン・クアーズ社が42%の出資を行いました。
ミラー・クアーズは米国内の事業を統合し、シカゴに本社を設置。

2011年2月2日、イギリスのコーンウォールにあるシャープズ・ブルワリーを2,000万ポンドで買収。
2012年初頭、CVCキャピタル・パートナーズから同地域の市場をリードするブルワリーであるスターベブを買収し、中欧・東欧市場に進出しました。

2015年9月、アンハイザー・ブッシュ・インベブは、競合のSABミラーを1070億ドルで買収することで合意したと発表しました。
2015年の両社の合併協議において、米国司法省(DOJ)は、SABミラーが「米国内で保有するミラー・クアーズの全株式を米国外のミラー・ブランドとともにスピンオフする」という条件でのみ、この買収案に同意。

SABミラー社はミラー・クアーズ社の株式をモルソン・クアーズ社に売却することで、ミラー・ブランドを切り離すことに合意。
アンハイザー・ブッシュ・インベブとSABミラーの合併は2016年10月10日に完了しました。
分社化の取引は2016年10月11日に完了。
規制当局との合意に基づき、SABミラーはミラー・ブランドのポートフォリオの全所有権をモルソン・クアーズに売却。
SABミラー社がミラー・クアーズの全権益を売却した後、モルソン・クアーズは米国最大のビールメーカーとなりました。

2019年10月30日、同社は2020年に行われるリストラの一環として、社名を「モルソン・クアーズ・ビバレッジ・カンパニー」に変更すると発表。
この社名変更は、同社が従来のビールや醸造品以外の飲料に注力するようになったことを反映したものである。
また、ミラークアーズというコーポレートブランド名を廃止し、グローバルビジネスユニットをシカゴに本社を置くモルソン・クアーズノースアメリカとプラハに本社を置くモルソン・クアーズ・ヨーロッパに再編成。

2020年9月15日、モルソン・クアーズとD.G.ユエングリング&サンは、ユエングリング・ビールの既存のフットプリントを超えた州への拡大を監督するためのジョイント・ベンチャーを発表した。
この契約に基づき、ユエングリング・ビールはユエングリングの醸造家の監督の下、モルソン・クアーズの一部の醸造所で醸造・パッケージ化され、新しい市場に流通されることになる。

このビールは

モルソン・カナディアンは、モルソン・クアーズ社のカナダ部門であるモルソン・ブリューイング社が醸造するアルコール度数5%のラガービール(アイルランドでは4%)のブランドです。
このビールは1959年に発売されました。

テイスティング

薄黄金色。
薄いモルトの香り。
これは海外で飲むバドワイザー缶みたいな感じですね。
味も薄い。
スッキリとした味わい。
余韻無し。

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