キリン傘下のスプリング・バレー・ブルワリー(SVB)の初期の頃に発売されたビールで、現在は「オリジナル496」という名前で、新しく発売された「豊潤496」とは区別されています。

スプリング・バレー・ブルワリーのお店に行くと生ビールで飲めるようです。

ビアデータ

ビール名:496
生産地:日本
生産者:SPRING VALLEY BREWERY
アルコール:6.5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:ブラヴォー
スタイル:IPL
価格:473円
インポーター:

ブリュワリー

1870年、一人のビール醸造家が開港間もない横浜の地に降り立ちました。
彼の名前は、“ウイリアム・コープランド”。
ノルウェー生まれのアメリカ人である彼は、故郷から遠く離れた横浜の地にビール醸造所「スプリングバレーブルワリー」を設立しました。

2012年、コープランドの時代からおよそ130年後。
「脈々と受け継がれる日本のビール文化を、もっと面白くしたい」と、スプリングバレーブルワリーにもう一度命が吹き込まれます。
キリンビールの社内ベンチャーとして生まれ変わったSPRING VALLEY BREWERYのスタートは、わずか3人のメンバーの、手描きの紙芝居による社長への直談判からでした。

2014年、店のオープンを半年後に控えた秋、ビールをお客様と一緒に完成させたいという想いから、プロトタイプ(試作品)をオンラインショップDRINXだけで数量限定発売。
購入されたお客様から寄せられた数多くの感想や激励の声は、ブリュワーたちが6種の定番品を完成させる助けになりました。

2015年、構想開始から3年。
発祥の地でもある横浜のキリンビール工場内と、東京代官山の東急東横線の線路跡地という新しい場所に、それぞれ「歴史」と「未来」をテーマにしたお店をオープンしました。
飲み比べセットや、こだわりの料理とのペアリング、ブルワリーツアーやビールセミナー、ホップやお寿司をテーマにした風変りなフェスなど、様々な”ビール体験”がここから生み出されています。

2017年、日々新しいビールを造る中で、次第にSPRING VALLEY BREWERYは「日本ならではのビールとはなんだろう」と考えるようになりました。
そこで次に見つけたのが、京都は錦市場からほど近い築約100年の町屋です。
元の良さを活かして改装した店舗の中では、日本らしさや京都の素材、地元とのコラボレーションにこだわった取組みを行っています。

2018年、もっと身近なところでクラフトビールを楽しみたいという声、もっと手軽にクラフトビールを提供したいという飲食店さんの声に応えて、キリンビールが独自に開発したビールサーバー「タップ・マルシェ」。
和食やイタリアン、フレンチなどあらゆるジャンルのこだわりの料理店で。
カフェや映画館、シェアオフィスで。
これまでにないクラフトビールの楽しみ方が全国に広がっています。

このビールは

“世界のどこにもないビール”を目指して造った、スプリングバレーの原点。
エールのような豊潤さとラガー(低温熟成ビール)のようなキレ、IPAのように濃密なホップ感。甘み・酸味・苦味の絶妙なバランスと、深い余韻が楽しめます。
『ブラヴォー』は、アメリカ産のホップで、オレンジや桃やプラムを思わせる柑橘系の華やかな香りが特長です。
「496」では、『ブラヴォーホップ』の特長を丁寧に引き出すことで、“世界のどこにもないビール”を目指しました。
キリンの技術「ディップホップ製法」を使用することで、ブラヴォーホップのフルーティでフローラルな香りを引き出し、強い個性と飲みやすさを両立しました。
豊潤さとキレ、深い余韻を堪能できる、満足感ある味わいです。

テイスティング

薄濁りブラウン。
柑橘系のホップの香り。
苦味は少ない。
スッキリとした味わい。

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