今年のスノーモンキーの中では一番エッジの効いた味わいで好みでした。

青々とした香りもあり、海外ビールっぽい味わいです。

ビアデータ

ビール名:SNOW MONKEY DIPA
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:8.4%
IBU(苦さ 平均15~20):51
モルト:
ホップ:
タイプ:ダブルIPA
価格:550円
インポーター:

ブリュワリー

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

このビールは

“D” はダブルの”D”。
“SNOW MONKEY BEER LIVE 2021 LP” の発売にあわせて醸造された、SNOW MONKEY IPA の強力版です。
8.4%(ラベル表記は8.0%)、IBU 51。
緑ラベルの “SNOW MONKEY IPA 2021 LP ver.” と同じ酵母を使用。
ご覧の通り、ヘイジーとは言えないかもしれないけど曇りを帯びた明るいブロンドです。
ピルスナーモルトとウィートモルトが主体。
度数は、他の2つより明らかに高いのですが、飲んだだけでは全くわからないくらいの軽やかな印象。
あとになって、お腹で気が付く感じです。
こちらは、5種類のホップを大量に使用。
ハッサクとか夏蜜柑とかいった、酸味を感じるような大きめの日本の柑橘を思わせるような香りに、パッションフルーツ的なトロピカル感。
クリアな印象で、ごくごくいっちゃいそうな、かなり危ないビールです。
なんだか、其の十とかと共通する感じかな。
できれば、いつもの酵母で再挑戦もしてみたいけど、これはこれでかなりいい感じに仕上がったのではと思います。
2仕込み分と、たっぷりご用意しました。
どうぞよろしくお願いします。

アルコール度数 : 8.0%
ビアスタイル : インペリアル IPA
限定 8422本

テイスティング

濁り黄金色。
少し青々としたエッジのあるホップの香り。
苦味がしっかりでやはり少し青い感じの味わい。
スノーモンキー2021の中では苦味はこれが一番強く感じる。
エッジのある香りと苦味だからその様に感じるのかも。

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