アルコール度3.5%と軽い感じですが、飲みごたえがあり非常に美味しいSmol (スモール)。
ほぼIPAですが、分類上はペールエールだとか。
軽い飲み口なのに存在感があって美味しい。
|
ビアデータ
ビール名:SMOL
生産地:日本
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:3.5%
初期比重:
IBU(苦さ 平均15~20):13
モルト:Golden Promise
ホップ:シムコー、アマリロ
タイプ:ペールエール
価格:382円
インポーター:ブリュワリー
清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。
今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。
このビールは
Smol (スモール)、新バッチ発売です!
3.4%(ラベル表記は3.5%)、IBU13。
志賀高原ビール史上、もっとも低い度数ですが、他の IPA たちにも負けない大量のホップをアロマホップとしてつかったビール。
いちばんちっちゃいビールということで、Smol という名前にしました。
Small のスペルを崩したこの綴り。
ちっちゃくて、かわいいってニュアンスです。
IPA と呼んでも間違いじゃないと思うのですが、まあ、ペールエールってことにしときましょうか。
度数は低いのですが、Golden Promise を主体としたモルトの配合と、いままでやったことのない仕込み方法により、味わいはしっかりしていて、水っぽさみたいなのは全くありません。
柑橘の香りはばっちりで、永遠に飲んでいられそうなやつです。
並みいる強者を軽快にぶっちぎる、ライトウェイトなスポーツカーのイメージ、って書いたら伝わるかな?
このフォーマット、ホップの個性を感じるには一番いいかもって思っているので、毎回ホップの配合を変えてみようと思います。
今回は、初回のギャラクシーをつかわずに、ぼくらが大好きなシムコーとアマリロだけのシンプルな組み合わせ。
派手さはちょっと落ちたかもしれないけど、すごく心地いいと思います。
前回は、フジロックでもだいぶ使っちゃったこともあって、瞬間蒸発でしたが、今回はちゃんと1バッチ分あります。
よろしくお願いします!
テイスティング
濁った明るめのキツネ色。
青々ホップと柑橘の香り。
ホッピーな苦味もあるがフルーティで軽快な感じ。
グレープフルーツやグレープフルーツの白いわたの部分のような味わい。
アルコール3.5%だがなかなか満足感のある飲み心地。
[…] 今年の収穫祭で先行でデビューしたSmolの姉妹品。 “P”は、ピルスナーモルトのP。 SmolのモルトをGolden Promiseの代わりに、フロアモルテッドのピルスナーモルトに変えてみたバージョンです。 酵母は、同じなので、ラガー・ピルスナーではありません。 こちらは 3.4%、IBU12。 ホップは、シムコーとネルソンソーヴィン。 色は、写真のようにピカピカ。 ほぼ同じスペックなのですが、飲んだ印象が全く違うので、名前を変えました。 ちょっと白ぶどうみたいなニュアンスもあって、クリアな味わいで、すごくドリンカブル。 和食とか、繊細な料理との相性もいいのではと思います。 […]