ファーイーストのTokyoホワイトのレシピ通りに香港のgweiloで作ったものを日本に輸入するという異色のビール。

gweilo(グエイロ)は清代末期から中華人民共和国成立までの中国において用いられた西洋人に対する蔑称。
中国では蔑称に「鬼」って付けますが、日本だと鬼って強いイメージがあるので日本鬼子とか呼ばれてもほぼノー・ダメージなのが国によって面白い所。

ビアデータ

ビール名:WHITE IMPORT EDITION
生産地:日本 × 中国 香港
生産者:FAR YEAST × GWEILO
アルコール:5.0%
初期比重:
IBU(苦さ 平均15~20):20
モルト:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・小麦
ホップ:
タイプ:セゾン
価格:540円
インポーター:ファーイースト・ブルーイング

ブリュワリー

ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。

1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。

このビールは

7月11日(木)よりクラフトビールブランド「Far Yeast」初の缶製品として限定醸造「Far Yeast White Import Edition」(ファーイースト ホワイト インポートエディション)を発売します。

クラフトビール先進国であるアメリカをはじめとして、ボトルから缶への移行が進んでいます。Far Yeast Brewingも2019年末〜2020年頭の販売開始を目標に、自社工場「源流醸造所」への缶充填ライン導入を進めています。缶ビールの製造開始により、一人でも多くのお客様へお届けできるよう、国内外へのさらなる販路拡大を目指します。

自社製缶ビールの製造・発売に先立ち、現在販売している「Far Yeast 東京ホワイト」のレシピを忠実に再現した「White Import Edition」を、香港のGweilo Beerに委託して醸造しました。

小麦とセゾン酵母由来のフルーティーな味わいとドライな後味、アクセントに効かせたホップの香りが華やかに広がります。シンプルなデザインに仕上げた「White Import Edition」をこの夏のお供にお楽しみください。

同商品は缶のみでの展開予定です。7月11日(木)より全国で販売開始予定です。

テイスティング

柑橘系の中にミネラルを感じる香り。
酸味がしっかりある。
ベルジャンホワイトの様な余韻が残る。

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