ブルワリーの12周年記念ビール。

香り高いホップが特徴的。

 

ビアデータ

ビール名:TAPECUT 12th Anniversary DDH IPA
生産地:日本 山梨県
生産者:FAR YEAST
アルコール:7%
IBU(苦さ 平均15~20):30
モルト:
ホップ:シトラ、モザイク、Cryo POP、カスケード、コロンバス、アイダホセブン
タイプ:IPA
価格:660円

ブリュワリー

ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。

1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。

このビールは

ブルワリー設立12周年を記念して醸造したビール『Far Yeast TAPECUT 12th Anniversary DDH IPA(ファーイースト テープカット トゥエルブス アニバーサリー ディーディーエイチアイピーエー)』を、2023年9月5日(火)より限定販売いたします。

■12年の挑戦の歴史が詰まった集大成的プロダクト
Far Yeast Brewingは2023年9月7日(木)で創業12周年を迎えます。
12年の歴史の中でも大きな転機となったのが、念願の自社工場を山梨県小菅村に設立したことでした。
この度醸造した12周年記念ビール「Far Yeast TAPECUT 12th Anniversary DDH IPA」は、自社工場「源流醸造所」の第1弾ビールとして2017年に発売した「Tapecut Imperial IPA」のリバイバルプロダクト。
10周年記念ビール「Tapecut 2 DDH IPA」に続く、サードエディションとなります。
原点に立ち返りつつも、最新理論と先進的な醸造手法を取り入れ挑戦を続けてきたFar Yeast Brewing の歩みを感じられるビールを目指しました。

■最新のホップ理論に基づき、さらにホップフォワードに進化した「TAPECUT」
今作は”ホップフォワード”をテーマに、醸造工程を経ても失われずに生き残るアロマ成分に着目した”サバイバブルズ理論”に基づいてホップの品種を選定しました。
醸造所稼働6年にちなんで、Far Yeast Brewingの定番ビールで中⼼的に使われているシトラ、モザイク、Cryo POP、カスケード、コロンバス、アイダホセブンの6種類のホップを使用し、ホップのフレーバーを多重的に感じられるように複数タイミングで投⼊。
前2作よりさらにホップのフレーバーを強調しました。

テイスティング

濃い黄金色。
香りが強く、注いだだけで香りが分かる。
苦味を想起させる柑橘系の香り。
味わいは思ったよりも爽快でモルトとホップのバランスが良い。

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