ネットで見て一目惚れして早速購入したのがドラゴンハーブヴァイスこと龍角散入りビール。
ネットでは既に売り切れで、有楽町にある秋田ふるさと館には置いてあると聞き電話で在庫確認の上、買いに行ってみました。
まだ在庫はあるようでしたが、スタッフ曰く「外国人、特に台湾人の方が6本単位で購入していく。台湾で龍角散は人気なのだろうか?」との事。
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ビアデータ
ビール名:DRAGON HERB WEISS
生産地:日本 秋田県仙北市
生産者:WARABI-ZA Co.
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:麦芽
ホップ:
タイプ:フリースタイル・ライトエール
価格:600円
ブリュワリー
田沢湖ビールの始まりは、1994年に酒税法が緩和され、ビールを醸造するための免許取得に必要な年間最低製造量が、2,000klから60klまで引き下げられたことに発します。この規制緩和に秋田県で初めて注目し、行動を開始したのが秋田県仙北市にある、「株式会社わらび座」です。
そもそも「株式会社わらび座」とは、民族伝統をベースにした現代的な舞台作品で全国公演している劇団「わらび座」としてスタートし、1953年から秋田県田沢湖町(現仙北市)に本拠を置いて活動しています。1974年に「わらび劇場」を建設。その後、温泉宿泊施設「温泉ゆぽぽ」もつくり、自然と文化の中で、心も体もリフレッシュできる場として「たざわこ芸術村」を設立し、様々な文化活動を続けております。その一環として、地ビールも「新しい文化の創造」という視点から大変魅力がある、ということで検討に入ったのです。そして、3年間の準備期間を経て、1997年秋田県第一号の地ビールとして「田沢湖ビール」が誕生しました。
このビールは
「ゴホン!といえば」でおなじみの龍角散を製造している「株式会社龍角散」に、秋田県初の地ビール醸造を行っている「株式会社わらび座・田沢湖ビール」が協力を仰ぎ、新たなクラフトビールが誕生いたします。
2018年4月の酒税法改正に伴い、ビール醸造に使用できる副原料の範囲が広がったことから、田沢湖ビールでは秋田県産の副原料を使用したビール醸造を模索してまいりました。
その中で、2013年に秋田県仙北郡美郷町と地域活性化包括連帯協定を締結し、国産生薬栽培を開始した「株式会社龍角散」とめぐり合い、今回の新しいハーブビールの発売が決定いたしました。
本商品は、330ml瓶・15リットル樽の両方を発売いたします。
国際ビール大会(インターナショナル・ビア・コンペティション)で金賞受賞の実績がある「田沢湖ビール バイツェン」をベースとし、龍角散ハーブパウダーを副原料に使用しました。
フルーティーでやわらかい味わいの中にハーブが香る、ニュータイプのビールです。
発売に先立ち、出品いたしましたビール品評会「ジャパン・グレートビア・アワーズ2019(2/17都内開催)フリースタイル・ライトエール部門」にて本商品は銀賞を獲得しております。
テイスティング
濁りのある色合いは正に龍角散の含有ゆえであろうか。
香りは龍角散だが粉っぽくはない。
やがてヴァイツェンっぽいフルーティーな香りが。
味わいも龍角散で、すっと消えていく。