ビール サントリー/ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム リミテッドエディション#18

サントリーも始めたちょっと遊び心のある高級ビール。
季節の変化を表す「七十二候(しちじゅうにこう)」からヒントを得ているとか。
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ビアデータ
ビール名:ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム リミテッドエディション#18
生産地:日本
生産者:サントリー
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:エール
価格:350円500mL
ブリュワリー
1899年(明治32年)2月に、鳥井信治郎が、葡萄酒の製造販売を目的とした鳥井商店を大阪市に創業。
これを母体として、1921年(大正10年)12月1日に株式会社壽屋(ことぶきや)を設立。
1929年(昭和4年)4月、初めて発売したウイスキーに鳥井信治郎が「サントリー」と名付けた。
これは当時発売していた赤玉ポートワインの「赤玉」を太陽に見立ててサン(英語のsun)とし、これに鳥井の姓をつけて “sun” + “鳥井”(とりい)= “サントリー” とした。
創業の基となった赤玉ポートワインに感謝し、太陽を忘れるなと言う思いを込めたものである。
「鳥井さん」(とりい・さん)を逆さにしてサントリーとした、鳥井に三人の男子がいたから「三鳥井」にした、という説も広まっているが、これは誤りである。
創業者の「佐治」さんと「鳥井」さんを合わせて、「サントリー」という説もある。
1963年(昭和38年)3月に、ビール発売を期して新天地に向かう思いを込めて、商品名であったサントリーを社名にも用いて、サントリー株式会社に商号変更した。
2009年(平成21年)2月16日に、持株会社としてサントリーホールディングス株式会社を株式移転で設立。
同年4月1日に、サントリー株式会社が吸収分割と新設分割を行い、コーポレート部門を持株会社に吸収させると同時に、サントリーの各カンパニーや事業部を既存子会社への吸収させるか子会社の新設により独立させて、サントリー酒類株式会社(サントリーしゅるい。酒類事業会社・旧サントリー株式会社)、サントリーワインインターナショナル株式会社(ワイン事業会社)、サントリー食品インターナショナル株式会社(飲料・食品事業会社:当初は「サントリー食品」として設立)、サントリーウエルネス株式会社(健康食品事業会社)、サントリービジネスエキスパート株式会社(ビジネスサポート会社)として、持株会社傘下の完全子会社とし、純粋持株会社制に移行した。
事業会社の多くは東京都港区台場2丁目3番3号(サントリーワールドヘッドクォーターズ)が登記上本店・本社所在地となっている。
現在、グループの主要業務はサントリーワールドヘッドクォーターズで行われ、サントリーホールディングスがグループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能を担当し、その方針に沿ってグループ企業が事業活動を展開している。
2010年(平成22年)時点にて、グループの主要会社で本社が大阪にあるのはサントリーホールディングスだけで、酒類関連企業(サントリー酒類、サントリービア&スピリッツ)や飲料・食品関連企業(サントリー食品インターナショナル、サントリーフーズ)の中核会社は東京に本社を移転したが、サントリーホールディングスの関西財界への影響力は2010年代初旬においても強く残っており、課税等を含めて在阪有力企業の一つとして数えられている。
2017年現在のコーポレート・メッセージは「水と生きる SUNTORY」、またロゴマークも飲料品企業として関わりの深い「水」をモチーフにしたデザインおよびカラー(水色)となっている。
過去には「人と自然と響き会う」ということで「響」の文字をモチーフにしたロゴマークと提供クレジットも存在した。
なお、響のマークは現在もサントリーのウイスキー瓶に付く蓋の部分にあしらわれている。
さらに、それ以前の提供番組でのクレジットの読みは「世界の名酒 サントリー」であり、ロゴマークは楕円の中に「サントリー」表記であった。
このビールは
幾重にも重なる奥深い味わい、美しく調和した心地よい余韻。
季節の変化を表す 「 七十二候しちじゅうにこう 」に着目した「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム リミテッドエディション」を限定発売。
第一弾となる「同#18」では、 第十八候「 牡丹華ぼたんはなさく 」をモチーフにしました。
中味は、上質で深いコクが特長の「ダイヤモンド麦芽」をふんだんに使用し幾重にも重なる奥深い味わい、美しく調和した心地よい余韻を実現しました。
日本ならではの繊細な季節の移ろいを本商品とともにぜひお愉しみください。
【第十八候】 牡丹華ぼたんはなさく
“日本ならではの時季に抱く気持ち”と“マスターズドリームならではの夢の世界”を繋ぎ合わせたいという想いから、季節の移り変わりを示す【七十二候】に着目。
【第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)】を本製品ではモチーフとしております。
美しい牡丹が咲いたような前向きな気分へ誘う限定品のマスターズドリームとなるように「#18」とネーミングしました。
幾重にも重なる奥深い味わい、
美しく調和した心地よい余韻。
ピルスナービールの本場・チェコで伝統的に使われる上質で深いコク・うまみを持つダイヤモンド麦芽は非常に硬い構造の麦芽。そのため、手間と時間をかけてじっくりと煮出さないと、その魅力は決して引き出されません。
この「ダイヤモンド麦芽」をふんだんに使用することで、「幾重にも重なる奥深い味わい、美しく調和した心地よい余韻」を実現しました。マスターズドリームならではの限定品をぜひお愉しみください。
本シリーズでは時季の移ろいを夢の世界として表現するために、日本らしい美しさを幻想的に描くアーティストとのコラボを実現しました。
#18では、色彩作家の内藤麻美子様に実際を原画を描いていただき、缶の色彩制作をご協力いただきました。
内藤さんコメント
マスターズドリームというブランドに対する想いを、お打ち合わせで聞かせていただき、この商品にとって大切なキーワードをノートにまとめて、イメージを膨らませていきました。
実際に商品を試飲させてもらった印象をもとに、飲んだ後に、広がっていく多重層の味わいや余韻を視覚化できるような彩りを考えました。
原画は、日本画顔料と箔を用いて、和紙に着彩をして制作しています。マスターズドリームの限定醸造のイメージに沿った、軽すぎず、暗すぎない雰囲気の“赤”色になるよう、何種類もの顔料を調合して、試作を重ねてつくりました。
箔はこの世界観にあう箔色を、京都の箔職人さんに協力してもらって選び、使用しています。
醸造家さん、作り手さんのこだわりが詰まったこのビールが、色彩の印象と共に、華やかに色々な方の手にとっていただけたら幸いです。
テイスティング
濃い珀色。
大手っぽい香り。
苦みは結構しっかり。
余韻が長く、採算度外視感のあるビア。