最近また飲み始めたブルワリー。

干し草の様な穀物系の味わい。


 

ビアデータ

ビール名:macaroni pils!?
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
生産者:玉村本店
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):27
モルト:
ホップ:
タイプ:ピルスナー
価格:429円

ブリュワリー

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

このビールは

新作 SHIGA KOGEN macaroni pils!? 、発売です!
ラベルには、

“らしくない」シリーズ第2弾の SHIGA KOGEN PILS!? に、「らしく」ドライホップをしてみました。ヨーロッパのホップをつかうとイタリアンピルスナーとなるところ、NZのホップもたっぷりなので、本家とは一味違うけど、本場に負けないマカロニウェスタン的なということで…”

と書きました。
われながら、「なんじゃそれ。」と感じますが、要はドライホップしたピルスです。
もともとの SHIGA KOGEN Pils!? が、わりとホッピーな仕上がりなのですが、NZの品種を主体としてドライホップして仕上げています。
ヨーロッパホップをつかえば、”イタリアンピルスナー” になるんですが、NZがメインなので本家とは違うなと。
“マカロニウェスタン”って言葉自体、聞いたこともない人が多い時代ですが、もともとは、西部劇が人気だった時代に、コスト削減のためにイタリアやスペインでつくられていたものの総称。
アメリカの西部劇をイタリアでつくったのを表現する言葉だったのに、本家イタリアのピルスをNZのホップをつかったから “マカロニ” っていうのは、かなり頭が混乱しますし、たぶん間違ってます。
さらに、実は “マカロニウェスタン”って言葉自体、和製英語で、アメリカでは “スパゲッティーウェスタン” っていうのだとか。
もう、海外の人に説明する機会がこないことを、ぼく自身祈っています。

まあとにかく、いつものラガーにはないホップの香り。
レモンやライムのニュアンスを主体に、ハーバルなスパイシーさが加わった感じ。
およそビールを飲みたいシーンのほとんで、ばっちりだと思います。
どうぞよろしくお願いします。
限定 3412本

テイスティング

薄薄薄々濁り黄金色。
控えめな柑橘と同じく控えめなモルトの香り。
干し草の様な穀物っぽい味わい。
北海道の農業体験で誰にも見られないうちに好奇心から食したあの干し草の口腔内の香り…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!