山梨の中心部から離れた場所にありながら、オープン2時間前から並ばないと1巡目に入れないなどと言われていた夏期限定オープンカフェ「桃農家カフェ ラペスカ」を経営している桃農家「ピーチ専科ヤマシタ」の桃を使用したビール。

ラペスカは8月まではとても混雑しますが、9月の平日が空いていておススメだとか。

 

ビアデータ

ビール名:Peach on the Beach
生産地:日本 山梨県
生産者:FAR YEAST
アルコール:4.5%
IBU(苦さ 平均15~20):10
モルト:
ホップ:
タイプ:フルーツサワーエール
価格:520円

ブリュワリー

ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。

1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。

このビールは

クラフトビールファンの間でも人気の高い桃ビール。
桃の生産量日本一を誇る山梨県に醸造所を構えるFar Yeast Brewingでは、山梨市の桃農家「ピーチ専科ヤマシタ」の桃を使った『Far Yeast Peach Haze』を夏のシーズナル定番として毎年リリースしています。
毎回即完売となる人気商品となっていますが、今年は”桃らしさ”をさらに追求した新スタイルにも挑戦しています。
3月にリリースしたカリフォルニア・コモンスタイルの『Far Yeast Momo Common』に続き、今回は夏らしく、収穫したばかりのジューシーなフレッシュ桃を使用したサワーエールに仕上げました。

『Far Yeast Peach on the Beach』は、山梨市の桃農家「ピーチ専科ヤマシタ」で7月上旬に収穫された早生桃「なつき」をたっぷりと500kg使用したフルーツサワーエールです。
海のない山梨県から、夏のビーチを想起するようなライムと塩をアクセントにした甘酸っぱいフレーバーをお届けします。

ラベルデザインは、山梨県甲府在住のイラストレーター神山奈緒子氏が手掛けています。

テイスティング

濁りレモン色。
強い酸を想起させる柑橘の香り。
ライムの青い瑞々しい味わい。
酸から来る苦味なのか…ホップの苦みなのか…
穀物感はあり。

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