ガメイなのにガメイらしくなく、自然派な味わいのワイン。

酸が強めですが果実味がしっかりなので、長期の熟成をしても落ち着いた味わいになるのではと思わせる。

ワインデータ

ワイン名:Morgon Cuvée Marcel Lapierre
生産地:France > Bourgogne > Beaujolais > Morgon
生産者:Dom. Marcel et Mathieu Lapierre (Ch. Cambon) (ドメーヌ・マルセル・エ・マシュー・ラピエール (シャトー・カンボン))
品種:Gamay (ガメイ)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

世紀の変わり目1909年に、ボジョレー地方の農民であるミシェル・ラピエールは、妻のアネットと一緒にヴィリエ・モルゴンに移り、ドメーヌ・レ・シェーヌ(現在のワイナリーの場所)でセラー・マスターとして働きました。
モルゴン到着から2年後の1911年、息子カミーユが生まれました。
3番目の子供でしたが、モルゴンで最初に生まれた子供でした。

カミーユ・ラピエール(マルセルの父)はわずか14歳で、父と母と一緒に小作として農園で働き始めました。
彼らはいつも土を耕してきました。
すべては手作業または馬に乗って行われます。
ミシェルは1930年に亡くなりました。
1941年にカミーユはルシエンヌ・マシューと結婚しました。
彼が作るワインは全て協同組合のセラーに行きますが、カミーユは樽での直接販売、リヨンとマコンのビスト​​ロへの直接販売を熱心に開拓しようとしており、それは当時すでに非常に先見の明があると言えました。

1950年に夫婦の3番目の子供、最初の男の子、マルセルが生まれました。
1958から1959年にカミーユは自分の名前でワインにラベルを付けるために自分でワインを瓶詰めし始めました。
当時は前衛的なアイデアでした。
その後、彼は1960年に最初のブドウの木を購入し、農場を7haに拡大しました。

1973年、マルセルが事業を引き継ぎました。
8年後、有名な研究者でありワイン・メーカーであるジュールス・ショーヴェのリーダーシップの下、マルセルは亜硫酸なしで醸造することを決定しました。
彼は1980年の収穫中にマリーに会い、彼女の情熱と誠実さはすぐに彼を魅了し、1982年に二人は一緒に働き始めました。
彼女は、毎年収穫を監督し、必要に応じて注文を準備することに加えて、ブドウ栽培とワイン製造のビジョンに適合する顧客をマルセルが開拓するのを精力的に支援しました。

30年以上の間、マルセル・ラピエールは、当時としてはユニークな彼の信念を課しています。
土壌、植物、ワインの微生物学の理解に基づいて、まるで開拓者のように働き、2010年10月に亡くなりました。

2004年にマシュー・ラピエール、2013年にカミーユ・ラピエールのために、マルセルの子供たちは家族のワイナリーを引き継ぎました。
それ以来、彼らは製品とその顧客に対する前任者と同じ感度と同じコミットメントで働いてきました。

マシューはマルセルと一緒にブドウ栽培とワイン醸造学のトレーニングを受ける前に、学校で食の専門的および学術的なコースを受講しました。
彼はまた、歴史、化学、物理学、考古学にも情熱を注いでいます。
この珍しい経歴は、彼をユニークで巧みで有能なワイン生産者にしています。

さまざまなワイン生産構造で働いて世界中を旅した後、カミーユはワイナリーで彼女の兄弟と同じように事業に加わるようになりました。
彼女はこの地域に関与しており、いくつかの社会的および環境的組合を擁護しています。
しかし、カミーユが彼女の翼を最もよく広げる場所は、ワイナリーとセラーにあります。

このワインは

いわゆる「例外的な」年にのみ生産されたキュヴェ マルセル・ラピエールは、この地所で最も古いブドウの木から作られます。
コート・ド・ピイにある樹齢100年のブドウの木と、フルーリー近くの「ル・ドゥビー」と呼ばれる場所にある樹齢100年のブドウの木のブドウを使用。
生産量の合計が2.5haを超えることはありません。
コート・ド・ピイの地籍番号Ax202とAX208はそれぞれ1.0832haと0.2121haで、ル・ドゥビーの地籍番号はAL51とAL154で1.1963ha。

テイスティング

試飲会でいただきました。
ベリーの甘い香り。
自然派っぽい酸味しっかり。
余韻は少ない。
ガメイっぽくない味わいでこれは面白い。

飲んだ日:2016-08-27
飲んだ場所:wine market party
価格:6,000円
インポーター:ヴァンクゥール

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