サントリーの資本が入ってからは非常に美味しくなったことで有名なシャトー・ラグランジュ

ボルドーメドック3級の実力の下地があったとはいえ、流石資本が違うと味も変わるものかと。
悪くないヴィンテージなのでお値段高め。

ワインデータ

ワイン名:Ch. Lagrange
生産地:France > Bordeaux > Haut Médoc > Saint Julien
生産者:Ch. Lagrange (シャトー・ラグランジュ)
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Merlot (メルロ), Petit Verdot (プティ・ヴェルド)
スタイル:Red wine

ワイナリー

フランスはボルドーのメドック地区に位置するシャトー ラグランジュ。
その歴史は古く、17世紀初頭には、すでに王室砲兵隊輜重隊長のジャン・ド・ヴィヴィアンの所有だったことが古文書に記されています。
「ラ・グランジュ」というのは「自立した小さな集落」の意味で、17世紀のワイン地図に、すでにその名が登場。
19世紀には、ルイ・フィリップ朝で内務大臣などを歴任したデュシャテル伯爵が所有者となり、当時のボルドーでも指折りの規模の醸造設備が整えられました。
生産量も大きく伸張。
畑の土の中に素焼きの土管を埋め込み、水はけを良くする設備も伯爵が考案したものです。
そして、1855年、パリ万博の時に制定されたボルドー・メドックの公式な格付けで「グランクリュ第3級」として格付けされました。

このワインは

2012年の複雑な気候条件は、2月の寒さ、3月、8月、9月の干ばつの波、4月、6月、10月の比較的激しい雨によって特徴づけられました。

テイスティング

ルビー色。
青さを感じさせる黒スグリの香り。
タンニンも果実味も強い。
青さもタンニンも衰えることなく長く残る。

飲んだ日:2020-12-19
飲んだ場所:ピアット・デル・ベオーネ
価格:9,000円
インポーター:モトックス

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