名前はマイルドじゃないマイルドエール。

味わいはモルトの甘みをじんわりと引き出した感じの甘みのあるエール。
ゆっくり飲むのに丁度良い。

ビールデータ

ビール名:NOT SO MILD
生産地:日本
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:4.5%
IBU(苦さ 平均15~20):28
モルト:
ホップ:ゴールディングス他
タイプ:マイルドエール
価格:389円
インポーター:

ブリュワリー

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

このビールは

もともとは、ノルウェーの Nogne Ø とのコラボで生まれたこのビール。
イギリス伝統の “Mild” というスタイルを、ぼくらなりに解釈し、アメリカンホップをふんだんにつかって、飲み飽きしないんだけど、それでいて退屈じゃないビールを目指しました。
2年ぶりですが、実はもう今回で14回目。
4.5%、IBU28。
苦味も度数も控えめ。
今回は、従来からつかっているメインのアメリカンホップに加えて、イギリスの代表的ホップ、ゴールディングスをたっぷりつかってみました。
色は赤みがかったブラウン。
ちょっとローストのニュアンスもあるモルトの味わいが特徴。
でも、甘ったるくはなく、後味はドライです。
いつまでもスルスル飲んでいられるような癒し系。
志賀高原ビールのラインアップの中では、もしかしたら一番地味なビールかもしれませんが、特に一部のビールファンの方々には熱狂的支持を集める不思議な存在です。
そういうぼくらも、大好きでつくりつづけているというわけ。
ストレスが多いご時世ですが、”Stay Home” のお供にはバッチリなんじゃないでしょうか。
どうぞよろしくお願いします!

アルコール度数 : 4.5%
ビアスタイル : マイルドエール
限定 6737本

テイスティング

ドラフト・ペール・エール ハーベスト・ブリューは薄濁りでしたが、こちらは澄んだ色合い。
濃い茶色。
モルトの甘い香り。
味わいも薄いモルトの甘み。
ホップ感は少なく、モルトをメインに味合わせる感じです。
アルコールの刺激が少なく、まったり飲める濃すぎないビール。

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