1990年より醸造にナディーヌ・ガブリン女史を加えてますます盤石になったジャック・プリウール。

そのワイナリーのネゴシアンもの。
自然派感あり…

 

 

ワインデータ

ワイン名:Labruyère Prieur Sélection Bourgogne Pinot Noir
生産地:France > Bourgogne
生産者:Dom. Jacques Prieur (ドメーヌ・ジャック・プリウール)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

1家族、4ドメーヌ
ラブリュイエール家のルーツは、ボジョレーの偉大なテロワールの中心に根付いています。
1850年以来、ラブリュイエール家がワイン造りを行ってきたロマネッシュ・トランは、ボジョレー・クリュの「主」であるムーラン・ア・ヴァンのアペラシオンにあり、ドメーヌ・ラブリュイエールは、その中に位置しています。
1988年、ドメーヌ・ジャック・プリウールとそのブルゴーニュのグラン・クリュがファミリーのテロワールに加えられ、1992年にはシャトー・ルジェ(ポムロール)が加わりました。
そして2012年、ラブリュイエール家はシャンパーニュ地方の偉大なテロワールを復活させるため、グラン・クリュに格付けされているヴェルズネイのコミューンを中心にブドウ畑のオーナーになることを決意しました。

価値観
ラブリュイエールの歴代社長は、家族と仕事という伝統的な価値観を常に大切にしてきました。
また、健全な土地を次世代に残すために、各エステートは環境に配慮した農業を実践しています。

このように、3つのドメーヌは、それぞれの年、それぞれのテロワール、それぞれのチームの可能性に応じて、サステナブル農業とバイオダイナミック農法の間を行き来しています。
各ドメーヌは、それぞれのテロワールの特殊性を強く意識し、区画単位でのアプローチを実践しています。
ドメーヌ・ラブリュイエールではシャン・ド・クール、カルケラン、ル・クロのキュヴェがこのようにして造られ、ドメーヌ・ジャック・プリウールでは気候の重要性が増し、シャトー・ルジェでは畑で最高のパーセルを組み立てるために長い作業が必要とされるのです。

このファミリーのもう一つの強い価値は、若いうちから優れたワインを造り、かつ熟成のポテンシャルを持つワインを造ることです。
確かに、偉大なテロワールから生まれるワインは、現在の要求を満たすだけでなく、時間の経過とともに、未来の世代に思いがけない喜びを与えるものでなければならないのだから。

このワインは

2013年にエドゥアール・ラブリュイエール氏によって誕生しました。
コート・ド・ボーヌとコート・ド・ニュイの経験豊かなワインメーカーが数人集まり、ブルゴーニュの偉大なワインを集めたオートクチュール・コレクションである。

テイスティング

美しいルビー色。
最初に少し還元香を感じるものの、それはすぐに消え去り、赤い花びらの繊細な香りが立ち上がります。
赤い果実の香り、特にストロベリーやチェリー、ラズベリーが中心に広がり、タバコやクローブ、オークのニュアンスがアクセントを加えています。
オレンジピールのほのかな香りも感じられ、全体として非常に豊かで複雑な香りを楽しむことができます。
リコリスやアーシーな香りもわずかに感じられ、このワインの奥行きをさらに深めています。
味わいは香りに反映され、非常に多層的です。
口に含むと、まずチェリーやオークの風味が広がります。
中盤にはプラムやブラックベリーの濃厚な果実味が現れ、フルボディの力強い味わいが特徴です。
酸味は高く、タンニンは中程度であり、全体的にバランスが取れています。
このワインは、特にエレガントさが際立っており、さまざまな料理との相性も抜群です。
例えば、赤身の肉料理や濃厚なソースを使った料理、またはチーズとともに楽しむことで、その真価を発揮します。
また、力強い印象を持ちながらも、繊細なニュアンスも兼ね備えており、一口ごとに新たな発見があります。
非常に長い余韻があり、その後味も素晴らしく、どの瞬間も楽しむことができるワインです。

飲んだ日:2022-06-05
飲んだ場所:switch
買った日:2019-12-04
買った場所:ウメムラ
価格:4,600円(EU圏で25ユーロ前後)
インポーター:ジェロボーム株式会社

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