ピーロートのグランテイスティングで印象に残ったワイン。
この後に飲んだワインのセカンドワイン。
お値段的にもこれくらいで十分。
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ワインデータ
ワイン名:Royal Heritage Le Prince
生産地:France > South West France
生産者:Ch. Labastide Orliac (シャトー・ラバスティド・オルリアック)
品種:Merlot (メルロ), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Tannat (タナ), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Abouriou (アブリュウ)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
18世紀以来多くのワイン愛好家たちを魅了し、突出したワインを生産してきたシャトー・ラバスティド・オルリアック。
1780年よりヴェルサイユ宮殿でも提供されていた。畑はガロンヌ川に接する丘の中腹、フランスの南西に位置し、ボルドーの北西、東のカオール、南西のマディランの間となる。
ガロンヌ川の右岸にあり、ポメロールやサンテミリオンのように、石灰岩や粘土質の土壌を有する。
この特別なテロワールは葡萄の豊かさの証。
石灰岩がワインにフィネスとミネラル感を与え、樹と根を水が通過し下層の粘土質土壌へ到達するため、葡萄樹の水分が保たれる。
この稀有なバランスにより、特別な風味をとなるラバスティド・オルリアック。
5つのブドウ品種のブレンドから成ります、メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、アヴリュウ、タナ。
環境への配慮:
過去数年にわたって、エステートは生物多様性、土地の枯渇および地球温暖化に関連する課題に取り組むため、運営方法を変更してきました。
丘陵地帯を流れる水を保持するため、つるの真ん中に並木や低木が植えられ、自然の生物多様性を促進しています。
さまざまな取り組みによりつるの害虫被害を解決しました。コウモリはボトリチス菌を引き起こすミミズを食べます。
ドメーヌは収穫のため人工知能を備えた新しいロボットを開発しました。
最新技術採用と同時に、畑では馬を活用し、除草剤を使わず土壌を改善。
土壌に活気や通気性を与え、葡萄樹の成長を助けます。さまざまな取り組みは、「High Environmental Value Label」賞を受賞する。
品質のみならず、シャトー・ラバスティド・オルリアックは、ユニークなストーリーもあります。1780年にベルサイユ宮殿のテーブルで飲まれていた。
キャサリンと彼女の子孫であるイザベラ・オルリアックは、2006年にシャトーの名高い歴史を発見し、驚く。
ある嵐の夜、古い家具の隠された引き出しの中で、シャトーの名高い過去に関連する原稿とオブジェを発見。
さらに、祖先のジャン・オルリアック宛てにフランス国王から、シャトーを保護する旨が記された手紙を発見する。
それ以来、再び高い評価を得、ヴェルサイユ宮殿とアラン・デュカスのレストランで提供されるようになる。
このワインは
ジャン・オルリアックのドメーヌは、これまでワイン生産を続けてきましたが、2011年にA.O.C.(Appelation d’Origine Controlée:フランスワインの最高ランク)に格付けされました。
これは、ブドウ畑、ブドウ、生産方法、アルコール度数などに関する厳しい条件を満たしたワインであることを示すものです。
樹齢:5年
セパージュ:メルロー40% / カベルネ・フラン40% / その他
平均収穫量5ha/H
収穫:除草剤を使用せず、機械的作業で、手摘み
発酵:セメントタンク、発酵の温度28°Cにコントロール
600Lオーク樽でのマロラクティック発酵
テイスティング
濃いルビー色。
ブラックベリー、チェリー、スパイス、ハーブの香り。
タンニンはまだ若々しい。
とは言え、可ってすぐ飲むにはこれくらいでも悪くない。
飲んだ日:2021-11-13
飲んだ場所:グランテイスティング
価格:7,140円(EU圏で32ユーロ程度)
インポーター:ピーロート