シャトー・オリュー・ロマニから分かれた小さなワイナリー。
お値段相応よりも少し下位の味わい。
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ワインデータ
ワイン名:Grande Cuvée (Red Label)
生産地:France > Languedoc-Roussillon > Languedoc > Corbiéres
生産者:Ch. Les Ollieux (シャトー・レゾリュー)
品種:Carignan (カリニャン), Syrah (シラー), Grenache (グルナッシュ), Mourvèdre (ムールヴェードル)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
ローマ時代、私たちの地域は飲料水の供給源として知られていました。
現在では、その水源を利用して樽貯蔵庫の温度を調整しています。
何世紀にもわたって、所有者は互いに引き継がれ、この地域には多様な人々と専門知識が集まってきました。
さまざまな農場からの肥料を受けた土壌は、オリーブの木や多くの穀物を育んできました。
もともと農場だった建物は、司祭館を経て蒸留所になりました。
18世紀になると、主な活動はワイナリーになりました。
1792年から1830年にかけて、オリューの所有者カスティヨン・ド・サン・ヴィクトール家と、モンセーレの町役場が支援する整地人との間で長い間対立していました。
領地を囲む低木地帯の所有権が争われ、専門家の意見、対立、判断が何十年も続きました。
これらの紛争は、領地の利用、その所有者がその潜在能力を最大限に発揮することを妨げていました。
最終的に、カスティヨン・ド・サン・ヴィクトールは勝訴しました。
しかし、彼らのブドウ畑の利用は失敗に終わり、負債を抱えた彼らは債権者からの圧力でドメーヌの売却を余儀なくされたのです。
現在、自治体とブドウ畑は同盟関係にあります。
私たちは、地域の発展と領土の進化のために手を取り合っています。
1872年、ブドウ畑は2つの所有地に分割されました。一方は、ウク家が管理するオリュー・ロマニでもう一方は、リニョン家が所有するシャトー・レゾリューです。
質の高い土壌と適切な気候のおかげで、両家ともに大量の収穫が得られています。
フィロキセラの影響で売上が増加します。
私たちの地域は、その抵抗力のおかげで、このアブラムシの被害を免れました。
需要は増え続けていますが、生産者の数は減っています。
ワイン生産活動は、ますます持続可能なものになってきて、オリューの認知度は高まっています。
1916年、兵士の配給量が1日あたり500mLのワインに増やされ、軍の管理職が700万hLまで購入することになりました。
1918年9月6日ポール・ウクは520Lのワインを供給し、モンセレーのコミューンで最大の貢献を果たしました。
産業革命の影響を受けて、この地域のワイン部門では、貿易と大量生産のモデルが主流となりました。
第一次世界大戦は、その傾向をさらに強めました。
1955年リニョン家のドメーヌで妻に代わってマネージャーを務めるアンドレ・シュルベジー氏は2台、ポール・ウク氏は1台のトラクターを所有していました。
どちらの農場でもまだ馬を使用していて、シュルベジー氏は2頭、ウク氏は3頭です。
ウク氏は12人、シュルベジー氏は9人の正社員を雇用していますが、このようにむやみに機械化を進めない事で雇用が存続しているのです。
今となっては、これらの違いは些細なことのように思えますが、2つの偏りがあることがわかります。
レ・オリュー・ロマニでは、機械化はより慎重に行われ、伝統を守ることの重要性を直感しながらドメーヌを発展させています。
このワインは
インポーターのヴィノスやまざき用に作られているワインでしょうか?
テイスティング
甘めのワイン。
ベリーとオークの香り。
ラングドックの太陽を一杯浴びたブドウを使用したという感じです。
残念ながらグッとはきませんでした。
飲んだ日:2016-02-06
飲んだ場所:ヴィノスヤマザキ
価格:1,880円
インポーター:ヴィノスヤマザキ