緊急事態宣言直前にできたワイン会での白の1本目。

2018年はかなり暑かったようで、果実味はあるもののミネラル感は少なめとの事で。
確かにそのような味わいでした。

 

ワインデータ

ワイン名:Chablis 1er Cru Vaillon
生産地:France > Bourgogne > Chablis
生産者:Dom. Christian Moreau Père et Fils (ドメーヌ・クリスチャン・モロー・ペール・エ・フィス)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine

ワイナリー

1814年モンバールの樽職人であるジャン・ジョセフ・モローが、シャブリでワイン商を営むJモロー・エ・フィス社を設立。
時が経つにつれ、一族はプルミエ・クリュやグラン・クリュのいくつかの名高い区画を購入し、その中でも1904年にシャブリのオスピスから購入したクロ・デ・オスピスの区画は、その名の通り呼ばれています。
この区画は、それ以来、常に特別に醸造されています。
1972年、11年間カナダに住んでいたクリスチャン・モローは、カナダ人の妻クリスティーヌと2人の長男、フィリップとパトリック(2年後にファビアンが誕生)を連れてシャブリに戻ってきました。そして、父であるガイ・モローのもとでワイン造りのすべてを学び始めます。
1974年カナダのグループ、ハイラム・ウォーカー社と50%のパートナーシップを結ぶことを決定。1985年には、ワイン商業部門の全株式を同グループに譲渡。
1998年Jモロー・エ・フィス社のワイン商としてのビジネスは、ニュイ・サン・ジョルジュのボワセに売却されました。全てのブドウ畑は家族の所有物であり、彼らは2002年のヴィンテージからワインの醸造と販売を再開しました。
2001年ドメーヌ・クリスチャン・モロー・ペール・エ・フィスの誕生! そして、ファビアンがドメーヌの指揮を執るようになります。

2004-2008年ファビアンは除草剤や殺虫剤の使用を徐々に止めていき、ドメーヌの有機農業への転換を段階的に始めます。
2010年エコサート(1991年にフランスで設立された有機認証機関です。ヨーロッパを拠点としていますが、80か国以上で検査を実施しており、世界最大の有機認証機関の1つとなっています。)による3年間の有機農業への公式転換が始まる。
2013年、有機栽培のラベルが貼られた初の公式ヴィンテージ発売。それ以来、私たちは、可能な限り最高で純粋なワインを生産するために、美しい区画に集中しています。私たちのワインは、フランスのほとんどの地域で販売されており、海外では44カ国で販売されています。

このワインは

ヴァイヨンのアペラシオンは、シャブリの左岸に位置しています。
私たちは、ヴァイヨンの歴史的中心部に、総面積4.7haの6つの区画を持っており、すべて南/南東に面しています。
土壌はキンメリジャン時代のもので、粘土石灰質の泥灰土には海洋性の化石が豊富に含まれており、特にエクソギラ・ヴィルギュラと呼ばれる小さな牡蠣の化石が多く含まれています。
平均樹齢37~74年の5つの区画をブレンドしたプルミエ・クリュ・ヴァイヨンと、クリスチャンの父親であるギー・モローが1933年に植えた1haの区画から造られたプルミエ・クリュ・ヴァイヨン、キュヴェ・ギー・モローの2種類のワインがあります。
これは、ドメーヌで最も古いブドウの木です。

テイスティング

黄金色。
柑橘系、白い花、樽の香り。
ミネラル感は弱く、果実味が強い。
シャブリと言えばミネラルという常識にとらわれ過ぎている為、やや拍子抜けの感じはしましたが、2018年が総じてそのような批評を受けているとも耳にしました。
2018年は暖かかくなりすぎたのでしょうか。

飲んだ日:2021-07-10
飲んだ場所:ピアット・デル・ベオーネ
価格:7,500円
インポーター:フィラディス

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!